森保ジャパン、U-20W杯のリベンジ成功!南米遠征2戦目でベネズエラをPKで撃破

2018年03月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本のスピードスター・前田がU-21代表初得点を含む2ゴールの活躍!

1勝1敗で森保ジャパンは最終戦のパラグアイ戦に臨む。(C)JFA/PR※写真は1試合目・チリ戦のもの

 森保ジャパンが昨年5月のU-20ワールドカップのリベンジを果たした。

 政府が支援する『スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流』の一環でパラグアイの国際親善大会に参加中のU-21日本代表。3月23日に行なわれた第2戦で東京五輪世代のチームは、昨年5月のU-20W杯準優勝国・U-21ベネズエラ代表と対戦した。

 森保一監督率いる日本は初戦のチリ戦からスタメンを10名変更。松本泰志(広島)のみが2試合連続スタメンとなるフレッシュなメンバーで、昨年のU-20W杯・ラウンド16で敗北を喫した相手に立ち向かった。

 試合は開始早々の3分にいきなり動く。針谷岳晃(磐田)のCKからU-21代表初招集の椎橋慧也(仙台)がネットを揺らし、日本は幸先よく先制点を奪った。これで勢いに乗ると、15分には藤谷壮(神戸)の右クロスから、前田大然(松本)が追加点。早い時間帯に2点のリードを得て、ゲームを優勢に進めた。

 しかし、前半の終盤から日本は集中力が落ち始める。ハーフタイムを挟んでも流れを取り戻せず、後半の開始10分で3点を奪われるまさかの展開となった。

 このままで終われない日本は逆転されると息を吹き返し、68分に前田が値千金の同点ゴールをゲット。試合を振り出しに戻した後も粘り強く戦い、ベネズエラゴールに何度も迫った。

 だが、あと1点が奪えず、試合は3-3のままタイムアップとなりPK戦に突入。手に汗を握る展開のなか、山口瑠伊エストレマドゥーラ)が1本目と3本目を防ぐ活躍を見せ、日本は昨年5月の借りを返す勝利を掴んだ。

 試合後、森保監督は日本協会を通じ、「試合に臨むスピリットとしては1試合目も、2試合目も何ら変わっていないと思います。ただ、コンディションが良くなったことは大きかった」とコメント。選手たちのメンタリティに加え、体調面が上向いた点を勝因に挙げた。

 今大会の規定によりPK勝利で勝点2を得た日本は、25日の19時30分(日本時間26日7時30分)からU-21パラグアイ代表との最終戦に臨む予定だ。

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