【日本代表】気になる背番号10の行方。本命は?

2018年03月19日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

ヒントのひとつはハリルホジッチ監督のコメント

果たして、10番を託されるのは? ポジション的にはこの3選手(左から大島、森岡、柴崎)が有力候補か。

 香川真司も、乾貴士もいない。近年の代表活動で背番号10を付けていた彼らが3月のベルギー遠征に揃って呼ばれなかったことで、ナンバー10の行方は気になるところだろう。
 
 それを占ううえでヒントのひとつになりそうなのが、ベルギー遠征のメンバー発表時のヴァイッド・ハリルホジッチ監督のコメントだろう。攻撃的MFとして大島僚太、柴崎岳、森岡亮太を選出した際に指揮官はこう言っている。
 
「(香川)真司や清武(弘嗣)が今回はいませんから、選ばれた選手は10番、8番のようなプレーが求められる」
 
 その役割だけで判断するなら、本命は森岡か柴崎だろうか。昨年11月の欧州遠征でも香川や清武が主戦場としていたトップ下付近でプレーしているだけに、その可能性はありそうだ。
 ただ、国内組で臨んだ17年12月のE-1選手権では大島が10番を任されている。いずれにしても、ひとつ確かなのは、「香川=日本代表の10番」という構図が香川の代表未招集によって崩れつつあるということだ。果たして、ベルギー遠征で10番を託されるのは誰なのだろか。

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