清水が逆転勝利で暫定3位に浮上!過去5連敗の苦手な札幌から3ゴールを奪取

2018年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半の立ち上がりに金子が決勝点!

前節の神戸戦に続き、金子が札幌戦でもゴールを挙げた。写真:川本学

[J1リーグ3節]札幌1-3清水/3月10日/札幌ド
 
 J1リーグ3節の札幌対清水が10日、札幌ドームで行なわれ、3-1で清水が勝利した。清水はこれでリーグ2連勝。公式戦5連敗中だった苦手な札幌から、2014年8月20日の天皇杯3回戦(2-1)以来となる約3年半ぶりの白星を飾り、暫定3位に浮上した。
 
 清水は15分に札幌のジェイに先制点を奪われたが、26分のクリスランのゴールで前半のうちに同点に追いつく。そうして迎えた後半立ち上がりの48分、前節の神戸戦で1得点・アシストをマークしていた金子翔太が、松原后のクロスに合わせ逆転弾を叩き込んだ。

 さらに67分にはミッチェル・デューク→金子→クリスランとつなぎ、最後は河井陽介が右足でシュート。これが札幌GKク・ソンユンの手をすり抜けてゴールに収まった。
 
 対する札幌は、66分にヘイス、78分に都倉賢と荒野拓馬を同時投入して攻撃をテコ入れしたが、清水の組織的な守備を崩すまでには至らない。終了間際にはヘイスがゴール前の混戦から右足でねじ込むも、これは競り合った相手DFへのファウルを取られてノーゴールに。結局、そのまま終了の笛を聞いた。
 
 勝った清水は、クリスランと金子が2試合連続ゴールを挙げて好調を維持している。守備面も「相手の攻撃を上手く抑え込むことができた」と語るヤン・ヨンソン監督の再構築が上手く進んでおり、今後も大崩れすることはなさそうだ。

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