長崎のJ1初勝利はお預け…浦和に追いつかれ1-1のドロー決着

2018年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

終了間際の鈴木のヘッドはGK西川に阻まれ…

鈴木のゴールで先制するも、3試合連続で後半に失点して追いつかれた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ3節]長崎1-1浦和/3月10日/トラスタ
 
 J1リーグ3節の長崎対浦和が10日、トランスコスモススタジアム長崎で行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
 
 試合が動いたのは前半終了間際の44分、左サイドで仕掛けた翁長聖が、遠藤航のファウルを誘ってPKを獲得。これを鈴木武蔵が冷静に沈め、長崎が先制点を奪う。
 
 後半はビハインドを背負った浦和がボールを保持して反撃に出るも、長崎の堅守に阻まれてなかなかゴールを奪えない。逆に75分には長崎の鈴木に1本のスルーパスで抜け出され、GK西川周作との1対1を作られるなど、あわやという場面を迎えた。
 
 しかし、このピンチをしのぐと直後の76分に同点弾を見舞う。決めたのは途中出場のズラタンだ。柏木陽介のCKを頭で合わせてゴールネットに突き刺した。
 
 このゴールで勢いに乗ったアウェーチームは、最終ラインからビルドアップしてサイドを起点に圧力をかけた。終了間際の90分にはCKから武藤がエリア内でシュートを打つも、DFのブロックにあってゴールならず。
 
 一方の長崎も90+2分にCKから鈴木が決定的なヘディングシュートを放ったが、GK西川の好セーブに阻まれた。結局、そのまま試合は1-1で終了し、勝点1を分け合った。
 
 ホームの長崎はJ1初勝利を逃し、これで2戦連続引き分けの2分1敗。浦和は連敗を回避したが、同じく3試合で2分1敗と未勝利が続いている。
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