【J1採点&寸評】横浜1-2鳥栖|ともに1得点の鳥栖の2トップを抑えてMOMに選出したのは…

2018年03月10日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――2失点に絡んだ天野は不完全燃焼に終わる。

【警告】横浜=デゲネク(54分)、天野(56分)、松原(90+4分) 鳥栖=高橋(6分)、V・イバルボ(11分)、チョン・スンヒョン(87分)
【退場】横浜=なし 鳥栖=なし
【MAN OF THE MATCH】小野裕二(鳥栖)

[J1・3節]横浜1-2鳥栖/3月10日/ニッパツ
 
【チーム採点・寸評】
横浜 5
バックパスを奪われる形とPKによって2失点。攻撃面ではビルドアップでミスを連発し、思うようにボールを前に運べなかった。それでも後半の途中に4-4-2にしてからは押し込む時間帯が増え、H・ヴィエイラのゴールで1点を返したが、反撃もここまでだった。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5
チョ・ドンゴンのシュートには逆を突かれて防げず、PKも反応したが届かなかった。エリア外のハンドでファウルを取られる失態も。
 
DF
27 松原 健 5.5
中に絞って数的優位を作るも、ビルドアップに苦戦。H・ヴィエイラのゴールをお膳立てした浮き球のパスは見事だった。
 
22 中澤佑二 6
28分の小野との1対1を完璧に止めるなど、局面の勝負では貫禄の強さ。味方を走らせる縦パスもまずまずだった。
 
2 ミロシュ・デゲネク 5.5
最終ラインでのボール回しは安定感があった。それでも、ピンチを招くイージーなパスミスはいただけない。
 
24 山中亮輔 5.5
敵陣の深い位置からクロスを送るも合わせられず。シンプルなワンツーで抜け出す場面もあったが、決定的な仕事はできなかった。
 
MF
6 扇原貴宏 5.5
今季リーグ戦初先発。ボールを引き出す動きは悪くなかったものの、効果的な配給は少なかった印象だ。
 
8 中町公祐 6(HT OUT)
ギャップを突くポジショニングでボールの流れをスムーズに。及第点の働きを見せていたが、前半のみのプレーで終わった。
 
14 天野 純 4.5(63分OUT)
バックパスを奪われて失点を許し、後半にはPKを献上するハンドのファウル。攻撃面でも見せ場を作れず、不完全燃焼に終わる。

【横浜 1-2 鳥栖 PHOTO】鳥栖が今季初勝利!横浜はホーム開幕戦を勝利で飾れず

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