【移籍市場超速報】ポチェティーノ新体制のトッテナム ユーベやローマがラメラを狙うも…

2014年05月30日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

獲得には30億円相当の移籍金が必要。

怪我などもあり、トッテナム1年目はわずか9試合の出場に終わったラメラだが、トッテナムは簡単に手放すつもりはない。 (C) Getty Images

【トッテナム】ユーベ、ローマなどがラメラを狙うもレンタル移籍は困難
 
 このところイタリアでエリク・ラメラ(トッテナム)の目撃情報が相次いでいる。ガールフレンドと共に週末を過ごしたペルージャ、毎月一度、古巣ローマのチームドクターにチェックを受けるために訪れているローマなどでだ。
 
 もっとも、ふたたびセリエAに活躍の場を移す前触れかと言えば、必ずしもそうではない。ユベントスのアントニオ・コンテ監督はそのプレーに惚れ込んでおり、ローマのリュディ・ガルシア監督も復帰を歓迎するだろう。ナポリ、インテルも可能性があれば動こうと虎視眈々だ。
 
 しかしトッテナムは、今年1月の冬の移籍マーケットでもそうだったように、レンタルでの移籍話に応じる意思は持っておらず、獲得のためには2000万-2500万ユーロ(約28億-35億円)の移籍金を用意する必要がある。
 
 しかも新監督に決まったマウリシオ・ポチェティーノは、攻撃サッカーへの志向が強く、同じアルゼンチン人のラメラを中核に据える可能性も小さくない。本気で獲得を望むならば、まずは資金調達から始める必要があるだろう。
 
【アトレティコ・マドリー】マリオ・スアレスにナポリだけでなくインテルも興味
 
 アトレティコ・マドリーのMFマリオ・スアレスに、ナポリだけでなくインテルも興味を示している。
 
 交渉を進めているナポリは、条件面でアトレティコとの間にまだ大きな隔たりがある状況。
 
 一方のインテルは、フレディ・グアリン、あるいはリカルド・アルバレスとの交換を申し出たが、アトレティコの返答はネガティブなものだったようだ。
 
【ユベントス】クアリアレッラにパルマ、ラツィオ、サンプドリアからオファー
 
 ユベントス攻撃陣の顔ぶれは来シーズン、大きく変わりそうだ。放出リストに上っているひとりが、今シーズンの先発出場がわずか3試合と戦力構想から外れた格好のファビオ・クアリアレッラ。パルマ、ラツィオ、サンプドリアが獲得に興味を持ってオファーを出している模様だ。
 
 サンプドリア移籍となれば、自己最多の13ゴールを挙げた06-07シーズン以来、8年ぶりの復帰となる。

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