【ACL採点&寸評】川崎 2-2 メルボルン・V|痛恨のドロー決着も、貴重な働きをした登里、エウシーニョらを評価

2018年03月07日 本田健介(サッカーダイジェスト)

奈良は後半アディショナルタイムにPKを献上。

【警告】川崎=E・ネット(78分) メルボルン・V=リース・ウィリアムズ(56分)、カール・ヴァレリ(71分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】登里享平(川崎)

[ACL3節]川崎 2-2 メルボルン・V/3月7日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 5.5
先制してから数分後に追い付かれた点は課題も、川崎らしいパスワークで2点目を奪った。だが、終了間際にPKで被弾。今大会初勝利はまたもお預けとなり、グループステージ突破へ苦しいドローとなった。
 
【採点・寸評】
GK
30 新井章太 5.5
負傷のチョン・ソンリョンに代わり先発出場。35分にファインセーブでチームを救った。ただ直後にはCKから失点。フィードもズレる場面があり、終了間際のPKも止められなかった。
 
DF
3 奈良竜樹 5
1対1の勝負では負けなかったが、危険な位置でのボールロストが見られた。判断力をやや欠いた印象で、後半ロスタイムにはPKを献上してしまった。
 
5 谷口彰悟 5.5
高い危険察知能力で相手のカウンターを未然に防いだ。しかし、35分には背後を取られ、失点につながるCKを与えた。
 
7 車屋紳太郎 5.5
1列前の登里とのコンビネーションは良好で敵陣に攻め込んだ。14分には強烈なミドルで相手ゴールを強襲。一方で不用意なパスでピンチを招く場面も。
 
18 エウシーニョ 6.5
序盤から積極的にオーバーラップを仕掛けると28分には左足で先制ゴールをゲット! 55分の登里のゴールも彼のパスから始まった。
 
MF
2 登里享平 6.5(88分 OUT)
左右、中央とポジションを移しながら攻撃に関与。味方とのパス交換で相手のプレッシャーを掻い潜り、チャンスにつなげた。55分にはチーム2点目をマーク! 勝利にはつながらなかったが貴重な働きをこなした。
 
8 阿部浩之 5.5(82分 OUT)
献身的な守備に加え、絶え間ないフリーランでスペースを作った。もっとも大事な場面でトラップが乱れるなど反省材料も。
 

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