先発8人を入れ替えた鹿島がアウェー2連勝でACL首位ターン!土居聖真が先制、植田直通がトドメ

2018年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半終了間際の土居が先制点!試合終了間際に植田がドドメ

土居が前半終了間際の40分に先制点!鈴木のクロスを右足アウトで流し込んだ。(C)Getty Images

[ACLグループステージ3節]シドニーFC0-2鹿島/3月7日/SFS
 
  アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ3節、シドニーFC対鹿島が7日、オーストラリアのシドニー・フットボールスタジアムで行なわれ、2-0で鹿島が勝利した。
 
 グループHで首位に立つ鹿島は、先週末のリーグ戦からスタメンを8人入れ替え、永木亮太や鈴木優磨、犬飼智也らを先発させた。
 
 試合はお互いに相手の出方をうかがうような一進一退の攻防が続くなか、じわじわと鹿島が攻撃の圧力を強めていく。シドニーFCのプレスが緩かった影響もあり、サイドハーフの土居聖真がフリーでボールを受ける場面が多く、サイドを起点に攻撃を仕掛けた。
 
 28分には、最終ラインで丁寧にボールを回しつつ、タイミングよくサイドチェンジを入れて右サイドを強襲。最後は伊東幸敏のクロスを鈴木がヘッドで合わせる。そして迎えた40分、鹿島が待望の先制点を叩き込んだ。
 
 押し込んだ末に獲得したCKで永木がクロスを送るとファーサイドの鈴木が左足でシュート性のボールを折り返す。これをゴール前にいた土居聖真が右足のアウトサイドで押し込んだ。鹿島が先制に成功し、前半を折り返した。
 
 後半はパワーに勝るシドニーFCに押し込まれ、鹿島は守備に回る展開に。強烈なミドルやポーランド代表歴を持つミエジェイェフスキを絡めた攻撃でゴールを脅かされたが、GK曽ケ端準のスーパーセーブなどでなんとか防いで時計の針を進めた。そして試合終了間際の87分、永木のCKをニアですらし、最後はファーサイドに走り込んだ植田直通がヘッドで叩き込んだ。
 
 試合はそのまま2-0で終了。鹿島は前節の水原三星戦に続き、ACLでアウェー2連勝を収めた。リーグ戦から先発8人を入れ替えながらも敵地で勝点3を獲れたのは、選手たちの自信につながるだろう。

 2勝1分でグループステージを折り返した首位チームは、13日の4節でホームにシドニーFCを迎える。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事