【ACL展望】ブリーラム×C大阪| 指揮官が大胆采配!! 3日前の札幌戦から先発総入れ替えへ

2018年03月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

C大阪――ルーキーFW山田が先発する可能性も。

故障者/C大阪=清武、福満、藤本、澤上
出場停止/C大阪=なし

ACLグループステージ3節
ブリーラム・ユナイテッド セレッソ大阪
3月6日/20:00/ブリーラムスタジアム

 
【最新チーム事情】
●J1リーグ2節・札幌戦で先発した11人は遠征に帯同せず。スタメンは総入れ替えに。
●ボランチより後方は慣れ親しんだメンバー。まずは無失点にこだわる。
●練習試合などでアピールを続けるルーキーFWの山田が先発する可能性が浮上。
 
【担当記者の視点】
 リーグの札幌戦から中3日で挑む敵地でのブリーラム戦。ユン・ジョンファン監督は思いきった策に打って出た。札幌戦で先発出場した日本代表のMF山口蛍とFW杉本健勇ら、11人を遠征に帯同させず。これまで出場機会の少なかった控え組だけで臨み、スタメンは全員を入れ替えることになった。
 
 ただ、昨季のルヴァンカップ・グループステージでは同様の起用法をしていたことから、選手たちに不安はなく、むしろモチベーションは高まっている。「このメンバーで戦えるのは楽しみ」と語るのは、主将を務めることになるMF秋山。「タフな試合になると思うし、暑さも厳しい。でも、自分たちも走り込んできたんで」と続ける。
 
 GK、最終ライン、ボランチの顔ぶれは昨季から変わっていないだけに、まずベースとなるのは堅守。熱狂的な雰囲気で知られるブリーラムのホームゲームで、我慢を続けながら勝機を見出していくことになる。
 
 攻撃陣は元韓国代表FWヤン・ドンヒョンやMF田中亜土夢ら新加入の選手が多い。とりわけ注目を集めるのがC大阪U-18出身でルーキーの17歳FW山田寛人。始動時はJ3を戦うU-23で練習していたが、宮崎での2次キャンプからトップに帯同した。2月26日の練習試合・アルテリーヴォ和歌山戦ではヤン・ドンヒョンと2トップを組み1得点をマーク。181センチの高さがあり、かつ足もとの柔らかさも併せ持つ。切り札としてベンチスタートになりそうなルーキーFW安藤瑞季とともに、その得点力に期待が懸かる。
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