中島翔哉が一連の移籍報道に言及。「いろんな噂があるのは知っています」

2018年03月06日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「プレースピードが速いポルトガルに比べると…」

独占インタビューに応じてくれた中島。写真:龍フェルケル

 今季、ポルトガルのポルティモネンセで活躍中の中島翔哉。実は、日本にいる頃から「海外のほうが合っている」と主張していた。

「「U-23代表時代に海外の選手と対戦してそう思いました。対峙するDFがどちらかと言うと引いて構えるケースが多いJリーグと違って、ポルトガルでは詰めてきます。プレースピードが速いポルトガルに比べると、日本は少しゆっくりしている印象です」

 ポルトガルでのスピード感が肌に合っているからだろう。中島は今後のキャリアビジョンについて次のように答えてくれた。

「まずは、ポルティモネンセでしっかりとアピールする。その先にステップアップがあると思います。もっとレベルの高いクラブは世界中にありますから、そういうチーム、自分に合うチームに、できるだけ早く行きたいです」
 
 現在、そんな中島は移籍市場の注目銘柄としてヨーロッパのメディアに取り上げられる機会が少なくない。この冬、ポルトやスポルティングへの移籍が噂された事実を、本人は「ポジティブ」と捉えていた。

「すぐにどこかへ行きたいという願望はなかった。移籍のタイミングはすごく重要です。できれば、自分により合うチームに行きたいですよね。いろんな噂があるのは知っていますが、それは選手としてポジティブに捉えています。これからもずっとヨーロッパで生活していきたい。今はポルトガルしか知らないけど、サッカーを通していろんな国に行きたいです」

協力●豊福 晋(スポーツライター)
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