あまりに正直な告白… 清水の東京五輪世代DF・19歳立田がプロ初ゴールに「自分は攻撃が…」

2018年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「相手が引いていたんで、自分が行ったら…」

J1リーグデビュー2戦目で初ゴールを奪った立田。積極果敢な攻め上がりが功を奏した。(C) J.LEAGUE PHOTOS

[J1リーグ2節]神戸2-4清水/3月3日/ノエスタ

 清水の東京五輪世代DF、19歳の立田悠悟が勝負を決める一発を放ってみせた。

 決勝ゴールは72分に生まれた。敵陣に押し込んだ清水は、金子翔太が相手の股を抜くパスを送ると、これに反応した立田がそのままドリブルで持ち込み、右足でシュート。ボールはGKキム・スンギュのニアサイドを射抜き、ネットを揺らした。

 開幕戦の鹿島戦でJ1リーグデビューを果たした立田が、デビュー2戦目で早くもプロ初ゴールを奪ってみせた。故障者もあり、開幕から本来のセンターバックとは異なる右サイドバックでの起用となっているが、無失点に抑えた鹿島戦での堅守に続き、見事にヤン・ヨンソン監督の期待に応える活躍を続けている。

 しかし、プロ入り初となったフラッシュインタビューで立田は、「自分は攻撃が苦手なんですが…」と、あまりにも正直な告白。続けて「相手が(思ったより)引いていたんで、自分が行ったら点が取れるんじゃないかと思って、前に行ったらうまく決めることができた」と、自らのプロ初ゴールを振り返った。

「苦手」分野の攻撃面で結果を出したことに関して立田は、これまでの"積み重ね"がモノを言ったことを明かしている。
「(ゴールは)フィジカルのところで倒れなかったのが良かった。やってきたことが出たと思う」

 しかし一方で、この日は守備面で苦戦を強いられ、「相手に攻められる時間帯が多くて、自分のところで結構やられてしまった」と反省の弁も。それでも、「最後のところでみんなで守って勝つことができたのですごく嬉しい。我慢強くいいサッカーができているので、次も勝てるように準備していきたい」と、今季初白星にポジティブな言葉を残した。

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