味方の塩対応に「しっかりしてくれ」 札幌の21歳DF進藤が歓喜の同点弾も素直に喜べず!?

2018年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

撃ち合いの展開で3-3に追いつく同点ヘッド。

79分に3-3の同点に追いつくゴールを決めた進藤。しかし、歓喜のゴールもその後のチームメイトの対応が……。写真:徳原隆元

[J1リーグ2節]C大阪 3-3 札幌/3月2日/金鳥スタ

 白熱の撃ち合いは3-3のドロー決着となった。

 前半2点をリードされた札幌は、チャナティップの来日初ゴールと昨年怪我で長期離脱を強いられた深井一希のプロ初ゴールで同点に追いつく。いったんは柿谷曜一朗の勝ち越し弾でC大阪にリードを許すが、79分、札幌は再びタイスコアに戻す。福森晃斗の右CKから、21歳のDF進藤亮佑が渾身のヘディング弾をC大阪ゴールにねじ込んだ。
 
 試合はこのまま3-3で終了。進藤の嬉しいJ1初ゴールは、札幌に今季初めての勝点をもたらす貴重な同点弾となった。しかし、試合後のフラッシュインタビューで進藤は意外な事実を明らかにする。

 札幌サポーターを歓喜に酔いしれさせた同点ゴールの感想を問われた進藤は、「決まった瞬間は、とりあえずベンチに行ったんですけど、誰も来なかったんで……。そこはちょっとしっかりしてほしいなと思います」と答え、J1初得点にもかかわらず、チームメイトの反応の薄さに眉をひそめつつ、苦笑いを見せた。

 自らのゴールでチームに勝点1をもたらした進藤だが、やはり3失点は看過できないようで、「ディフェンスとしては守備のところが気になる。そこは改善しないといけない」と、殊勲のゴールにも気を引き締めていた。

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