【J1採点&寸評】川崎1-1湘南|持ち味を出し合った好ゲーム!2年ぶりのダービーで先制ゴールの昨季得点王をMOMに

2018年03月02日 羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb)

川崎――守護神の代役は十分すぎるプレーを披露

【警告】川崎=家長(69分) 湘南=菊地(59分)、杉岡(70分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】小林悠(川崎)

[J1リーグ2節]川崎1-1湘南/3月2日/等々力陸上競技場
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
開幕戦で披露したシンプルに相手の裏を狙う攻撃が機能。洗練した動きで相手を翻弄し、J王者の力を見せた。それだけに勝ちたかった。
 
【採点・寸評】
GK
30 新井章太 6.5
打撲で離脱したチョン・ソンリョンに代わって先発出場。88分には1対1の絶体絶命のピンチを身を挺して防ぐなど代役としては十分すぎる働きを披露した。
 
DF
18 エウシーニョ 6
対面の杉岡の働きもあり、本来の積極性は鳴りを潜めたが、ビルドアップ時に見せる卓越した技術は流石だった。
 
5 谷口彰悟 6
対峙したイ・ジョンヒョプにはまったくと言っていいほど仕事をさせず。自陣からの組み立てでも素早くクサビのパスを前線に通して、スムーズな攻撃を演出した。
 
23 エドゥアルド 5.5(19分OUT)
開幕戦に続いて先発起用されるも、筋肉系のアクシデントで19分に奈良と交代させられて悔しさが残った。
 
7 車屋紳太郎 6
前半は大人しかったが、後半は何度かドリブル突破を試みては低く鋭いクロスで湘南守備陣を脅かした。
  
MF
21 エドゥアルド・ネット 6(67分OUT)
序盤から鋭いパスを前線に供給。18分には右足を振り抜いて相手ゴールを脅かすシュートを放つなど、攻撃参加も効果的だった。
 
10 大島僚太 6
相手のマークを巧みに掻い潜り、非凡なパスセンスを見せつけた。アシストなど目に見える結果は得られなかったが、チームのパスワークを潤滑にさせた。
 

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