アルガルベの悲劇… 大敗になでしこジャパンの面々「情けない」と意気消沈

2018年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

コメントを残した岩渕、中島は次戦までに課題修正を誓ったが…

6失点の大敗を喫したなでしこジャパン。すべてにおいてオランダのほうが一枚上手だった。(C)Getty Images

 欧州女王に完膚なきまでに叩きのめされた。

 アルガルベカップの初戦でなでしこジャパンはオランダ女子代表に2-6で大敗。前半だけで5失点する展開に選手たちも、試合後は意気消沈した様子を見せた。


 日本の1点目を奪った中島依美が「スコアで見たら、情けないですし、本当に悔しいです」と肩を落とせば、後半途中出場で2点目を奪った岩渕真奈も自身の得点について「1点じゃ足りなかったので...」とコメント。すべてにおいて圧倒された展開は、彼女たちに大きなダメージを与えた。

 次戦は3月3日にアイスランドと対戦。「中1日にしかないですけど、しっかり自分らしく頑張りたいなと思います」(岩渕)、「今日の課題をしっかりと直してやっていきたい」(中島)という言葉通り、限られた時間のなかで修正をかけなければならない。

 11年にワールドカップを制してから7年。一昨年にリオ五輪出場を逃し、再起を誓ったなでしこジャパンは再び岐路に立たされている。「とにかく気持ちを落とさずに、課題ははっきりしているので、チームとして前進していくためにやっていくだけです」と高倉麻子監督が前へ進むことを強調したように、彼女たちはリバウンドメンタリティーを発揮して、状況を改善できるだろうか。
 
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