1G1Aの名古屋ジョーをブラジル・メディアが絶賛! 「“ブラジル流”で活躍を保証」

2018年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

全国リーグMVPの新キャリアにブラジル・メディアが大注目。

日本での開幕戦でいきなりスペックの高さを見せつけたジョー。風間スタイルにも難なくフィットしてみせた。 写真:川本学

 2月24日、J1リーグ開幕戦のガンバ大阪対名古屋グランパスの一戦は3-2でアウェーチームが撃ち合いを制した。そんなオープンな戦いで輝きを放ったのは、今シーズンの補強戦線において話題をさらった名古屋の新助っ人ジョーだ。
 
 今年1月、名古屋に鳴り物入りで入団を決めて以来、着実に調整を続けてきたジョーが本領を発揮したのは2-2で迎えた84分、八反田康平のパスに反応して最終ラインの裏へ抜け出すと、ガンバの守護神東口順昭との駆け引きを制して決勝点を流し込んだのだ。
 
 昨年に在籍したコリンチャンスでは、ブラジル全国リーグ得点王とMVPをダブル受賞するなど活躍しながらも、東洋の島国での挑戦を決意し、そのデビュー戦で結果を残したジョー。そんな彼に対し、母国メディアも賛辞を贈っている。
 
 ブラジルの有力メディア『Globo』は、「ジョーが"ブラジル流"で活躍を保証! 名古屋がブラジル人の力で白星スタート」と試合結果について綴り、さらに決勝点を挙げた元ブラジル代表FWについては次のように記している。
 
「ジョーにとって日本でのデビュー戦は決して楽ではなかった。ただ、元コリンチャンスの主砲は味方へのアシストと名古屋の復活を決定付けるゴールを決めて、自らが活躍できることを保証した」
 
 さらにブラジル紙『Estado』は、「ジョーがゴールとアシストで華々しい日本デビューを飾る」と銘打ち、ジョーをはじめとする名古屋の全得点を叩き出したブラジル人トリオを称えた。
 
「ジョーは日本でのスタートを初ゴールで飾り、そのキャリアの船出は良好だ。そしてこの日の名古屋の勝利は全てブラジル人によってもたらされたものだった。元アトレチコ・パラナエンセのガブリエウ・シャビエルと元グアラニのウィリアン・ローシャ、そしてジョーが名古屋の昇格後初勝利を祝った」
 
 母国メディアから賛辞を浴びる活躍ぶりをJリーグ初戦で披露したジョー。はたして、今後もセンセーショナルな活躍を続けられるだろうか。その存在から目が離せない。

次ページ【動画】ジョーのガンバ戦での鮮やかアシストと決勝ゴールはこちら

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