ブンデスリーガの放映権を持つ『DAZN』は、オフィシャルブロードキャスティングパートナーとなった2017年シーズンから、ドイツ国内でもＪリーグの中継映像を配信している。とりわけ昨夏、ヴィッセル神戸に元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが入団してからは、その注目度も知名度も上昇の一途を辿っているという。
 
　そこでブンデスリーガの公式ツイッター英語版が、金曜日のＪ１リーグ開幕を前にひとつの動画を投稿した。「Ｊリーグのシーズンが今日始まる。つまり、またポドルスキが戻ってくるということだ」との一文を添え、ポドルスキのキャリアをまとめたスペシャルムービーを配信したのだ。

 

　およそ４分間のこの動画。驚くほどクオリティーが高い。愛して止まないケルンでの若き日々からバイエルン、ふたたびケルン、アーセナル、インテル、ガラタサライと渡り歩いたポルディーのキャリアがテンポ良く集約されている。ファンの反応も上々で「ポルディーの偉大さを再確認できた」「泣きそうになったよ」「素晴らしい出来！」「Ｊリーグを観てみようという気になった」など、ケルン・ファンを中心に好意的な書き込みが相次いだ。
 
　入団２年目の今季、新キャプテンに指名されたポドルスキ。言うなればドイツ国内における、Ｊリーグ伝道師の役割も担っている。鳥栖との開幕戦では得点にこそ絡まなかったが、広範囲をカバーして積極的にプレーに関与し、90分間を走り抜いた。
 
　充実のキャンプを消化できたのだろう、コンディションの良さを覗かせている。