【プレミア展望】マンU×チェルシー|イングランド屈指の好カードは両軍の威信を懸けた一戦に!

2018年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

“絶縁関係”の両指揮官にも注目だ。

故障者/マンU=アンデル(MF)、フェライニ(MF)、ロホ(DF)、ジョーンズ(DF)、ブリント(DF)、イブラヒモビッチ(FW)|チェルシー=バカヨコ(MF)、D・ルイス(DF)、バークリー(MF)
出場停止/マンU=なし|チェルシー=なし

プレミアリーグ第28節
マンチェスター・U - チェルシー
2月25日(日)14:05キックオフ(現地時間)/オールド・トラフォード(マンチェスター)

 
マンチェスター・U

前節までの成績:2位 勝点56(17勝5分け5敗)/51得点・19失点
チェルシー
前節までの成績:4位 勝点53(16勝5分け6敗)/49得点・23失点
 
[注目ポイント]
●確執が噂されるポグバの起用法(マンチェスター・U)
●後半戦、絶不調の主砲モラタを抜擢するか?(チェルシー)
●"絶縁中"の両指揮官(マンチェスター・U/チェルシー)
 
 快進撃を続ける首位マンチェスター・シティに大きく水を空けられた両チームにとって、プレミアの優勝はもはや風前の灯火だ。とはいえ、この直接対決は来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権争いにおいて重要な意味を持ち、長年覇権を争ってきた者同士の威信を懸けた一戦になるだろう。
 
 ホームにチェルシーを迎え撃つ2位マンチェスター・Uの鍵を握るのは、指揮官ジョゼ・モウリーニョとの確執が浮き彫りになり、ここにきて絶対的だった地位が揺らいでいるポール・ポグバだ。
 
 守備におけるリスクの徹底管理を求めるモウリーニョが、怠慢さが悪目立ちしているポグバを先発から外すことがあれば、マンチェスター・Uの攻撃はダイナミズムに乏しくなるため、ポルトガル人指揮官が攻守のどちらを優先するかはポイントになる。
 
 一方のチェルシーは、最前線の並びがポイントか。
 
 20日に行なわれたCLのバルサ戦では、よりスピードを重視したため、ウィリアン、エデン・アザール、ペドロ・ロドリゲスの3トップを採用したが、ある程度のボールポゼッションも見込めるマンチェスター・U戦では1トップに大型CFを置き、基準点を設けた布陣で臨む可能性もある。
 
 その場合に1トップに入るのは、今年1月にアーセナルから加入したオリビエ・ジルーなのか、それとも2018年に入ってからいまだゴールの無いアルバロ・モラタになるのか。いずれにせよ、指揮官アントニオ・コンテの采配には注目だ。
 
 また、「老年性痴ほう症(コンテ)」、「軽蔑している(モウリーニョ)」と互いにいがみ合い、絶縁状態が続いている両指揮官の試合前後の振る舞いも見逃せないところだ。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事