ベティスの女子選手が“本家ホアキン”ばりの圧巻フェイントを披露!

2018年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベティスにおいてレガッテは純粋なアート」

ベティスの英雄ホアキン(左写真)も顔負けのレガッテを披露したのが、女子チームのパラ(右写真中央)。パワフルさも併せ持つ。(C)Getty Images

 リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターは普段から"フェメニーノ(女子リーグ)"の情報も随時更新している。2月20日に登場したのは、ベティスが誇る2大スターのコラボムービーだ。
 
 ベティスのシンボルと言えば、ほかでもないホアキン・サンチェスだろう。ベティスの下部組織で才能を磨かれ、早熟の天才として十代からリーガを席巻。技巧を駆使したステップワークとフェイントはもはや芸術の域で、バレンシア、マラガ、フィオレンティーナと渡り歩き、スペイン代表でも確かな足跡を残した。2015年夏に古巣ベティスに帰還し、36歳となったいまでもそのドリブルの切れに陰りは見られない。
 
 男子チームの"顔"がホアキンなら、女子チームにも人気者がいる。現在30歳のスペイン人MFベアトリス・パラで、サイドからの仕掛けが得意なアタッカーだ。今回の動画では、そのパラが2月17日の女子1部リーグのアルバセーテ戦で披露したホアキンばりの足技をフィーチャー。若き日のホアキンのプレーとクロスオーバーするように、ペラの鋭い反転からの突破が紹介されている。
 
 そのパラの圧巻ドリブルには、スタンドから拍手が起こり、技を決めた本人も思わず照れ笑い。4-0の快勝を収めた試合後には、「閃いたままにプレーしているだけ。いい感じで決まって嬉しかったわ」と語った。同公式ツイッターは「ベティスにおいてレガッテ(ドリブル突破)は純粋なアート。さてあなたはどちらの技がお好み?」との一文が添えられている。
 
 パラと同じベティスの女子チームには、日本女子代表GKの山根恵里奈が所属。昨年10月にアンダルシアの地を踏み、研鑽を積んでいる。
 

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