【ACL展望】C大阪×広州恒大|清武弘嗣が痛恨の離脱! 代役は新加入の高木俊幸か

2018年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

C大阪――2014年にラウンド16で敗北を喫した因縁の相手との対戦!

故障者/C大阪=清武、リカルド・サントス、澤上、藤本
出場停止/C大阪=なし

ACLグループステージ2節
セレッソ大阪(日本) 広州恒大(中国)
2月21日(水)/19:00/大阪長居スタジアム
 
【最新チーム事情】
●清武が18日の練習中に負傷し離脱。代役は新加入の高木か。
●対する広州恒大には4年前のACLラウンド16で敗戦。リベンジを懸けた戦い。
●状態が上がってきている新加入のヤン・ドンヒョン。切り札として期待は大きい。
 
【担当記者の視点】
 ゼロックス・スーパーカップ、そしてACLグループステージ初戦の済州戦を制し、好スタートを切ったが、18日の練習中に清武弘嗣が負傷。「右腓腹筋筋損傷」と診断され、全治まで6週間を要することになった。始動から順調に調整を重ね、キレのある動きを見せていただけに、チームは大きな痛手を負った。
 
 昨季の前半戦のように柿谷曜一朗を左MFに回す起用法もあるが、清武の代わりを高木俊幸が務める可能性もある。新加入の中でいち早くチームにフィットし、ゼロックス杯でも移籍後初ゴール、済州戦では短い出場時間で決勝点に絡んだ。本人も「どういう展開になるか分からないけど、いいリズムを作りたい。結果が大事だと思う」と意気込んでいる。
 
 対する広州恒大とは2014年のACL決勝トーナメント1回戦で当たり敗戦。ホームで迎えた第1戦で1-5と大敗し、続く第2戦に1-0で勝利したとはいえ、力の差を見せつけられた。「4年前は(自分たちに)経験もなかった。モチベーションも、自分たちと相手で違いがあった」と語るのは、当時を知る柿谷。リベンジを懸けた戦いは、チーム、そしてクラブとしての力がどれだけ上がったかを推し量る意味でも、真価が問われる一戦だ。
 
 その広州恒大と対戦経験があるのが、今オフに浦項から加わったヤン・ドンヒョン。2年前のACLで戦っており、相手の特徴を肌感覚で知っている。コンディションが上がり、試合でも高い能力を発揮しつつあるだけに、切り札として期待される。
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