至宝ネイマールが異次元の美技連発!仏メディアも脱帽「独壇場だ」「優雅なるキング」

2018年02月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ときに司令塔然に振る舞い、ノールックパスも

またしてもピッチ上で格の違いを見せつけたネイマール。周囲との連携も研ぎ澄まされてきた。(C)Getty Images

 ブラジル代表の至宝、ネイマールが娯楽度満点のプレーでファンを魅了した。
 
 現地時間2月17日のリーグアン26節、パリ・サンジェルマンvsストラスブールの一戦で、ホームチームは5-2の快勝を収めた。なかでも図抜けたパフォーマンスを披露したのが背番号10だ。90分間を通して圧倒的なプレゼンスを示した。
 
 開始5分に先制されたパリSGだったが、4分後にすぐさま追いつく。ネイマールのゴール前への鋭いスルーパスが相手DFに当たり、ユリアン・ドラクスラーが豪快に左足でねじ込んだ。そして21分、今度はみずからの個人技で勝ち越し弾を奪う。エリア内左でボールを受けると、内側へ強引に切れ込んでディフェンス網を切り裂き、最後はお手玉でDFを翻弄してゴールへ。その後も低い位置からのピンポイントパスでエディンソン・カバーニのゴールをお膳立てし、5人の相手選手を次々に交わしながらノールックパスを決め込むなど、やりたい放題。縦横無尽に走り回り、ピッチを支配し続けた。
 
 そんなネイマールのハイパフォーマンスをフランス・メディアも称えた。専門誌の『France Football』は速報ページで「ブラジル人アタッカーの独壇場だ。アウェーチー、ムはなす術がなかった」と評し、スポーツ紙『The 10 Sport』は「ピッチを優雅に駆けた、まさにキング。次元の違うパフォーマンスを披露した」と絶賛している。
 
 パリSGは2位モナコに12ポイント差を付けており、2シーズンぶりのリーグ制覇に邁進。一方、得点王争いは23得点のカバーニを19得点のネイマール、17得点のラダメル・ファルカオ(モナコ)が追う展開で、こちらはまだ先が読めない。

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