韓国のビーナス、INAC神戸のイ・ミナがプレマッチで芸術弾を演出!

2018年02月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

イ・ミナ、岩渕らが実に9本のパスを繋いで…

今季からINAC神戸に加わったイ・ミナが華麗なワンツーを披露! 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 韓国のビーナスが圧巻のビューティフル弾を演出した。
 
 2月18日に行なわれたプレシーズンマッチ、『2018沖縄 Familymart Dream Match』で、INAC神戸レオネッサが水原都市公社女子サッカークラブ(韓国)と対戦。昨年12月のE-1選手権で韓国代表のナンバー10を背負って活躍し、今季からチームに加わったイ・ミナが先発出場を果たした。27分に岩渕真奈のスルーパスを増矢理花が決めてINAC神戸が先制すると、42分、"半端ない"ゴールが生まれる。
 
 中盤で守屋都弥がパスカットすると、伊藤美紀を経由して鮫島彩が前線のイ・ミナに目掛けて自陣からフィード。これを受けたニューカマーが岩渕との華麗なワンツーでシンプルにボールを裁くと、増矢が左サイドに展開する。最後は仲田歩夢のクロスに髙瀬愛実が合わせ、流れるようなパスワークから追加点を奪ったのだ。
 
 髙瀬が得点を奪うまでに繋がったパスの本数は実に9本で、ゴールに関わったのは述べ8人。とりわけ、イ・ミナは唯一ボールを2度受けており、仲間との連携が取れていることをこの鮮やかな"チームゴール"で証明した。
 
 試合は終了間際に島袋奈美恵がダメを押し、3-0でINAC神戸が快勝。5シーズンぶりのリーグ制覇に向け、順調な仕上がりを見せている。2018年のプレナスなでしこリーグ1部は3月21日に開幕、INAC神戸は日体大FIELDS横浜と対戦する。

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