なんとブラジル代表がロシアW杯の登録メンバー15名を先行発表! ネイマール、G・ジェズスらが電撃確定!

2018年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ある部分では開かれ、ある部分は閉じている」と異例のコメント

昨年11月の日本戦でも辣腕を振るい、セレソンを勝利に導いたチッチ監督。ワールドカップでの躍進を目ざし、どこよりも早くアクションを仕掛けた。(C) Getty Images

 2002年日韓ワールドカップ以来の世界制覇を狙うセレソンが、ロシア・ワールドカップを前に大きな動きを見せた。
 
 現地2月16日、ブラジル紙『UOL Esportes』のインタビューで、ブラジル代表監督のチッチが、「私の中で招集リストはある部分では開かれていて、別の部分では閉じている」と話し、ロシア・ワールドカップの本登録23人のうち、15人を公表したのである。
 
 以下が、その顔ぶれだ。
 
【GK】
アリソン(ローマ/25歳)
【DF】
ダニエウ・アウベス(パリSG/34歳)
マルキーニョス(パリSG/23歳)
チアゴ・シウバ(パリSG/33歳)
ミランダ(インテル/33歳)
マルセロ(R・マドリー/29歳)
【MF】
カゼミーロ(R・マドリー/25歳)
レナト・アウグスト(北京国安/30歳)
パウリーニョ(バルセロナ/29歳)
フィリッペ・コウチーニョ(バルセロナ/25歳)
フェルナンジーニョ(マンチェスター・C/32歳)
ウィリアン(チェルシー/29歳)
【FW】
ネイマール(パリSG/26歳)
ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・C/20歳)
ロベルト・フィルミーノ(リバプール/26歳)
※年齢は2018年2月16日現在
 
 大黒柱のネイマールや昨年11月の日本代表戦でゴールを決めたG・ジェズスなど、今回は名前のあがった15人は負傷などよほどの大事がない限り、外れないだろう。指揮官は「クラブで上手くやれているし、代表でも貢献できることが確認済み」と言い切る。

 となると、気になるのは残る「8枠」。2枠がGKで埋まると考えれば、フィールドプレーヤーにとってはより狭き門となる。
 
 この15人から漏れ、残る枠を争うと見込まれているのは、マンチェスター・シティの守護神エデルソンやユベントスでウイングの一翼を担うドグラス・コスタ、さらに今年1月の移籍市場でパリSGからトッテナムへ移籍したルーカス・モウラあたりで、ここに食い込む有力候補と言っていいだろう。
 
 ワールドカップまで5か月という前代未聞のタイミングで、最終メンバーの半数以上を明らかにしたチッチ。確かな選定眼を駆使し、セレクションに一定に評価を与えられてきた指揮官は、はたして残る枠に誰を選ぶのか。この調子だと最終締め切りの6月4日を待たずして、メンバーが確定するかもしれない。
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