メッシの超絶技巧を料理に見立てた動画が反響!「コロッケ」「キャビア」ってどんな技!?

2018年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「素晴らしい個人技によるクッキングメニュー」

3年前、敵地でのエイバル戦でメッシは2ゴールを決めたが、それ以上に鮮烈なインパクトを与えたのが、60メートル独走のこの5人抜きだ。(C)Getty Images

 リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターが、土曜日夜に迫ったエイバル対バルセロナの一戦を前に、過去の対戦での名プレー動画を配信した。これが傑作なのだ。
 
 いまから3年前、2014-15シーズンの27節(15年3月14日)だ。エイバルの敵地に乗り込んだバルサは2-0で勝利を飾り、全得点を叩き出したのがリオネル・メッシである。そのメッシのスーパープレーを再録しているのだが、ゴールシーンではない。自陣中央でボールを受け、そこからなんとおよそ60メートルを独走した、5人抜きドリブルの名場面をフィーチャーしているのだ。
 
 さまざまな技巧を駆使して敵をねじ伏せていくメッシ。同公式ツイッターが施した演出が実に面白い。アルゼンチン代表の英雄を名シェフに、技の一つひとつを料理に見立てて、コースメニューを完成させていく。題して「素晴らしい個人技によるクッキングメニュー」だ。
 
 最初のメニューは「Trampantojo」。簡単に言えば「騙しの前菜」で、まずは軽い身のこなしで背後のマーカーをさらりと外す。次はコロッケを意味する「La croqueta」で、襲い掛かってくるエイバルの選手をダブルタッチで交わすと、続いては文字通りの「Fast food(ファストフード)」で右サイドを一気の加速でぶっちぎる。横と後ろから挟み込もうとする相手を「Sandwich(サンドウィッチ)」で制し、最後は「Caviar(キャビア)」で極上の股抜きを披露。5人抜いたところで「BON APPETIT(さあ召し上がれ)の文字が躍り、メッシは左サイドの味方にスルーパスを送るのだ。凄まじい剛腕シェフである。
 
 リーガ公式の洒落た加工にファンからは「最高に笑える」「やっぱレオは神」「彼の偉大さが凝縮されている」など称える声が相次ぎ、メッシとメサイア(救世主)をくっつけた造語「MESSIAS!!!」と絶賛する者も。なかなかの反響を呼んでいる。
 
 過去6戦で12ゴールとエイバルを得意としているメッシ。この3年前のいいイメージを携えて、敵地イプルーアに乗り込む。

次ページ【動画】名シェフ・メッシが3年前のエイバル戦で魅せた、60メートル独走の5人抜き!

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