ディ・マリアの妻がSNSで監督批判?「努力+さらなる仕事+ゴール+アシスト+絶好調=ベンチ」

2018年02月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

チアゴ・シウバの妻も「何が戦術?」

ディ・マリアは絶好調といってもいい状態だっただけに、妻の怒りももっともか。(C)Getty Images

 チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦の第1レグで、レアル・マドリーに敵地で1-3と敗れたパリ・サンジェルマンのウナイ・エメリ監督は、試合後にレフェリーのジャッジについて不満を漏らしていた。

 だが、1-1とタイスコアだった66分にエディンソン・カバーニを下げ、トマ・ムニエを投入した守備的な采配など、指揮官の手腕そのものを疑問視する声が少なくないのも、また事実だ。

 キャプテンでDFのチアゴ・シウバとMFのアンヘル・ディ・マリアを90分間ベンチに座らせ、ピッチに送り出さなかったことにも批判の声が上がっている。もちろん、本人たちも納得はしていないだろう。

 チーム内での監督批判は厳禁だ。したがって、選手たちは指揮官の決定に口を閉ざしている。だが、彼らの家族は黙っていることができなかったようだ。

 スペイン紙『Marca』によると、T・シウバの妻はインスタグラムで「戦術、戦術、何が戦術?」とコメント。すると、ディ・マリアの妻もSNSでエメリ采配を批判した。

「努力+さらなる仕事+ゴール+アシスト+絶好調=ベンチ。でも、サッカーを分かっていないのは女……がんばれ、パリ」

 王者のR・マドリーが国内で不振を極めていたこともあり、戦前はパリSG有利との声もあったが、バルセロナに大逆転劇を許した昨シーズンに続き、2シーズン連続でベスト16敗退に終わってしまうのか。

 一枚岩になっていない様子も伺える中、エメリ監督がチームをどう立て直せるかが注目される。
 
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