R・マドリー対パリSGをスタッツで検証。D・アウベスが3項目でトップに!

2018年02月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

シュート10本のC・ロナウドとドリブル成功13回のネイマール。

パリSGのD・アウベス(右)は、パス本数とボールタッチ数が両チームを通じてトップの数字。敗れたものの、攻守で存在感を放つ。 (C) Getty Images

[チャンピオンズ・リーグ ラウンド16第1レグ]レアル・マドリー3-1パリSG/2月14日/サンチャゴ・ベルナベウ
 
 終盤の10分で2点を追加し、R・マドリーがパリSGとの大一番に3-1のスコアで先勝した一戦だ。
 
 ボールポゼッション、パス総数、パス成功率はほぼ互角。互いに一歩も譲らない拮抗した好ゲームが展開された。ただ、守備関連のスタッツは軒並みR・マドリーが優勢で、シュート数も17対14と上回っている。守備の局面における組織力の高さを裏付ける一つの数字であり、またパリSGに対して効果的な攻撃を展開できていた証左だろう。
 
 個人で際立ったのは、R・マドリーでは両チームを通じて最多10本のシュートを放ったC・ロナウド。うち2本をしっかりゴールに結びつけ、チームを勝利に導いている。
 
 パリSGでは、13回のドリブル成功を記録したネイマールと、パス本数(75本)、ボールタッチ数(98回)、インターセプト(4回)の3項目でチーム1位になったD・アウベスだ。なかでも、D・アウベスのパス本数とボールタッチ数は両チームを通じて1位の記録であり、ピッチ上での存在感は別格だった。
 
 チーム&個人スタッツは、以下の通り。
 
≪チームスタッツ≫
■ボールポゼッション
R・マドリー(49%) - パリSG(51%)
 
■パス総数
R・マドリー(487本) - パリSG(495本)
 
■パス成功率
R・マドリー(88%) - パリSG(86%)
 
■総走行距離
R・マドリー(123.6km) - パリSG(126.9km)
 
■シュート数
R・マドリー(17本) - パリSG(14本)
 
■枠内シュート数
R・マドリー(8本) - パリSG(4本)
 
■タックル成功
R・マドリー(30回) - パリSG(16回)
 
■クリア
R・マドリー(17回) - パリSG(15回)
 
■インターセプト
R・マドリー(20回) - パリSG(10回)
 
■空中戦勝利
R・マドリー(13回) - パリSG(6回)
 
 
≪個人スタッツ(TOP3)≫
■シュート数
[R・マドリー]
1位 C・ロナウド(10本)
2位 ラモス(2本)
3位 ベンゼマ(1本) 他4人
 
[パリSG]
1位 ネイマール(2本)
   エムバペ(2本)
   ラビオ(2本) 他1人
 
■パス本数
[R・マドリー]
1位 クロース(71本)
2位 イスコ(65本)
3位 マルセロ(63本)
 
[パリSG]
1位 D・アウベス(75本)
2位 ユーリ(68本)
3位 ヴェッラッティ(65本)
 
■キーパス(シュートに繋がったパス)
[R・マドリー]
1位 クロース(3本)
2位 マルセロ(2本)
   モドリッチ(2本) 他2人
 
[パリSG]
1位 ネイマール(3本)
2位 D・アウベス(1本)
   ヴェッラッティ(1本) 他1人
 
■ドリブル成功
[R・マドリー]
1位 カゼミーロ(2回)
   イスコ(2回)
3位 マルセロ(1回) 他2人
 
[パリSG]
1位 ネイマール(13回)
2位 エムバペ(4回)
3位 ラビオ(2回) 他1人
 
■ボールタッチ数
[R・マドリー]
1位 クロース(88回)
2位 マルセロ(82回)
3位 イスコ(80回)
 
[パリSG]
1位 D・アウベス(98回)
2位 ネイマール(86回)
3位 ユーリ(85回)
 
■インターセプト
[R・マドリー]
1位 カゼミーロ(6回)
2位 ナチョ(3回)
3位 ヴァランヌ(2回) 他2人
 
[パリSG]
1位 D・アウベス(4回)
2位 ヴェッラッティ(2回)
3位 マルキーニョス(1回) 他3人
 
■クリア
[R・マドリー]
1位 ヴァランヌ(6回)
2位 ナチョ(4回)
   S・ラモス(4回)
 
[パリSG]
1位 マルキーニョス(5回)
2位 キンペンベ(2回)
   アレオラ(2回)
 
■タックル成功
[R・マドリー]
1位 カゼミーロ(7回)
2位 ナチョ(4回)
3位 マルセロ(4回) 他1人
 
[パリSG]
1位 ユーリ(4回)
   ヴェッラッティ(4回)
3位 D・アウベス(2回) 他2人
 
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