「キャリア最高の一撃」アトレティコの英雄が決めたスーパーゴラッソにファン熱狂!

2018年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「イメージ通り。撃った瞬間にいい手応えがあったよ」

超美弾はちょうど1年前に生まれた。現在33歳のF・トーレス。まだ老け込み年齢ではない。(C)Getty Images

 リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターが、アトレティコ・マドリーが誇る英雄のスーパーゴラッソ動画をアップした。「ちょうど1年前、フェルナンド・トーレスがこのゴラッソを生み出した」との一文を添えている。
 
 超美弾がマークされたのは、2017年2月12日のリーガ・エスパニョーラ22節、本拠地ビセンテ・カルデロンでのセルタ戦。その11分だった。左サイドでボールをキープする背番号10のヤニック・カラスコの高速パスをペナルティーエリア内左で受けたトーレスは、背後のマーカーがチェックする間もなく足裏で胸元に浮かせ、すぐさまオーバーヘッドで強烈にインパクト! 意表を突かれたGKをあざ笑うかのように、鋭いドライブ回転がかかったボールはゴール左に突き刺さった。
 
 試合は3-2でホームチームが勝利。試合後にアトレティコのディエゴ・シメオネ監督が「ワールドクラス」と称え、スペイン全国紙『MARCA』が「キャリア最高のゴールだ」と評したファインゴールで、トーレス自身も「イメージ通りだった。撃った瞬間にいい手応えがあったよ」と自画自賛した。

 今回の動画にはシュートの瞬間に花火が弾ける加工が施され、ポップな仕上がりとなっている。投稿に対してファンからは、「何度観ても惚れ惚れする」「いかにも彼らしい閃きだ」「全盛時となんら変わらないクオリティー」など絶賛するコメントが相次いだ。
 
 現在33歳。今シーズンもスタメン出場は限定的で、1月にジエゴ・コスタが加入して以降はさらに状況が厳しくなっている。それでも名ストライカーはいまだ、アトレティコ・サポーターからの信望は厚く、その心を掴んで放さないのだ。

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