バイエルンの至宝が新たな金字塔! ブンデス最速での200勝達成を美人妻も祝福!

2018年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

狙うは5年ぶりのトリプルクラウン!

土曜日のシャルケ戦で決勝点を挙げ、自身の200勝目に繋げたミュラー。28歳を迎え、脂が乗り切っている。(C)REUTERS/AFLO

 記録づくめの男に、また新たな勲章が加わった。
 
 土曜日のブンデスリーガ22節、バイエルン・ミュンヘン対シャルケ04の一戦はホームチームの2-1勝利に終わった。このゲームでMVP級の働きを見せたのが、ドイツ代表FWのトーマス・ミュラーだ。
 
 まずは開始6分、自身が放った強烈なミドルを相手GKが弾き、そのこぼれ球をロベルト・レバンドフスキが蹴り込んで先制。同点に追いつかれて迎えた36分には、アリエン・ロッベンのスルーパスに抜け出し、角度のないところから技ありの一撃を見舞い、本拠地アリアンツ・アレーナの大観衆を熱狂させた。そして試合直後、全得点に絡んだミュラーの元に朗報が届く。シャルケ戦の白星は、ミュラーにとって記念すべきブンデスリーガ200勝目となったが、通算275試合目での達成は史上最速だったのだ。
 
 ゲーム後にゴールシーンを振り返ったミュラーは「アリエンからのパスが素晴らしかったし、イメージ通りだった」と語り、その夜には愛妻と勝利を祝う2ショットを公式ツイッターに投稿。仲睦まじいところを披露している。
 
 今回の最速記録は、常勝軍団バイエルンに籍を置いていたからこそ達成できた。そんな見方もあるだろうが、十代の頃からこのメガクラブで厳しい生存競争を勝ち抜き、コンスタントに出場を重ねてきた事実も称えられて然りだ。過去9年のプロキャリアで、2014年ブラジル・ワールドカップやチャンピオンズ・リーグ、クラブワールドカップなど国内外で13個の主要タイトルを獲得。2010年南アフリカ・ワールドカップでは得点王に輝いた(5得点/他の3選手と並んで受賞)。現在28歳で脂が乗り切っており、今シーズンも18試合に出場して5得点・8アシストをマーク。長欠中のマノエル・ノイアーに代わり、大半のゲームでキャプテンマークを託されている。
 
 キャリアの最盛期を迎えたミュラーが狙うのは、2012-13シーズンに続く3冠だ。ブンデスリーガは独走状態で、DFBポカール(国内カップ)はベスト4に進出。チャンピオンズ・リーグは火曜日にベジクタシュとラウンド・オブ16の第1レグを戦う。バイエルンの公式ホームページで「ユップ(ハインケス監督)ともう一度、同じ感動を味わいたい」と、意気込みを語っている。
 

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