「流石の嗅覚だった」豪快弾を蹴り込んで1G1Aの久保裕也に地元メディアが賛辞

2018年02月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヘントはホーム9連勝でプレーオフ進出に視界良好

豪快に先制点を決め、チームメイトから祝福を受ける久保。その後アシストも決め、8試合ぶりに得点に絡んだ。(C)Getty Images

 土曜日のベルギー・リーグ26節、ヘント対シント・トロイデン戦で8試合ぶりにゴールを挙げた日本代表FW、久保裕也。一夜明けて地元メディアがその活躍を称えた。
 
 開始11分だった。右サイドに流れて後方からのロングボールをヘディングで落とした久保は、味方選手が相手DFと競り合ってこぼれた球をゴール前10メートルの位置から強烈にインパクト。ゴール左にズドンと蹴り込んだ。今季7点目をマークすると、シントトロイデンに退場者が出た直後の50分、中央でボールを運んで左サイドへ絶妙なパス。これをロマン・ヤレムチュクが豪快に決めて、ヘントがリードを広げた。
 
 試合はヘントが3-0で勝利し、ホーム9連勝を達成。久保は1ゴール・1アシストと結果を出し、ここ数試合いまひとつ調子が出なかった流れを断ち切った。
 
 地元紙の『Nieuws Blad』は「クボが高い集中力で攻撃陣を牽引。流石の嗅覚を働かせて先制点をもぎ取り、チームに勢いをもたらした」と評し、同じくベルギーメディアの『HLN』は「目に見える結果を残してホッとしているだろう。やはりクボはヘントに欠かせない」と称えた。
 
 チームは5戦負けなし(3勝2分け)で4位をキープ。6位までが進出できる上位プレーオフに向け、好調を維持している。

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