マルセイユ酒井宏樹に「8.3」の最高評価!「左でも十二分に機能している」

2018年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

右足の絶妙クロスでファインボレーをお膳立て

絶妙なクロスで先制点をアシストした酒井。左SBでも攻守両面に存在感を示している。(C)Getty Images

 現地時間2月9日に行なわれたフランス・リーグアン25節、サンテティエンヌ対マルセイユ戦は2-2のドローに終わった。
 
 日本代表DFの酒井宏樹は左SBで先発。開始4分、右足で放ったクロスがフロリアン・トバンのファインボレーを引き出し、1アシストをマークした。試合は2-1とリードしていたマルセイユが75分に追いつかれる痛恨のポイントロスとなったが、酒井は攻守両面でハイパフォーマンスを披露。本来左SBのレギュラーであるジョーダン・アマビの穴を補って余りある活躍を見せた。
 
 フランス紙『SPORTS』は、「この日もOM(マルセイユの愛称)は右(SB)がブナ・サール、左がサカイのコンビで臨んだ。試合は引き分けで終了したが両選手のバランスは良く、安定していた。サカイは左でも十二分に機能している」と評した。さらに欧州全域をカバーする戦術データサイトの『Who Scored?.com』は、10点満点評価で酒井に「8.3」を付けた。他メディアの採点基準よりもやや高めの設定とはいえ、両チームを通じての最高点で、8点台は酒井ただひとりだった。
 
 現在2位に付けるマルセイユは、これで1試合消化が少ない首位パリ・サンジェルマンとの勝点差は10となった。次戦は来週木曜日、ヨーロッパリーグのラウンド・オブ32。ポルトガルのブラガと第1レグを戦う。

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