プレミア史上たったひとり! 「エリア外」からの3発でハットトリックを達成したのは?

2018年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

ノーリッジは6戦12発と最高のお客さんで…

3発いずれも圧巻のファインゴール。2012年9月、25歳のスアレスが敵地キャロウ・ロードでワンマンショーを披露した。(C)Getty Images

 先週末の第26節で通算1万試合を達成したイングランド・プレミアリーグ。それを記念して、公式ツイッターが思い出の名場面を振り返るさまざまな企画をスタートさせている。そのひとつが、ハットトリック特集だ。
 
 最速ハットトリックや1試合で2名の達成者を出したゲームなどを矢継ぎ早に紹介。なかでも目を引いたのが、「プレミアリーグの歴史において、ペナルティーエリア外からのショットだけでハットトリックを達成したのはひとりだけ!」という文面。動画上で躍動しているのは、リバプール時代のルイス・スアレス(現バルセロナ)だ。
 
 2012-13シーズンの第6節(9月30日)、敵地でのノーリッジ戦。ウルグアイ代表FWはまず開始2分に左から切れ込んで先制点を挙げると、38分には右足アウトサイドで芸術的なミドルシュートを蹴り込む。そして57分、ヌリ・シャヒンのパスを受け、狙い澄ましたコントロールショットで3点目を叩き込んだ。リバプールが5-2の圧勝を飾った一戦である。
 
 入団2年目で23得点を挙げ、名実ともにレッズのエースに上り詰めたシーズン。一方、第34節のチェルシー戦で相手DFブラニスラフ・イバノビッチの腕に噛み付いて10試合の出場停止処分を食らうなど、"悪童"のイメージを決定付けた1年でもあった。
 
 ちなみにノーリッジはスアレスにとって最高のお客さまで、リバプール在籍時に6試合を戦い、なんと12ゴールをゲット。3度のハットトリックを達成している。

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