【ACL】川崎の同組ライバルに強力助っ人が加入!! 昨季16試合・12得点のブラジル人FW

2018年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

2月20日に川崎と対戦する蔚山現代にストライカーが加入。

ACLで川崎と同じグループFの蔚山現代に強力なブラジル人ストライカーが加入。(C) Getty Images

 韓国Kリーグの蔚山現代FCは1月22日、同じKリーグの大邱FCからブラジル人FWのジュニオール・ネグランが加入したと発表している。
 
 蔚山はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージで、川崎フロンターレと同組(グループF)のクラブ。過去には2012年のACLを制覇するなど韓国を代表する強豪で、昨季は韓国FAカップで初優勝を飾っている。
 
 獲得したジュニオール・ネグランは昨季、タイのパタヤ・ユナイテッドから大邱FCに移籍。開幕直後に大怪我をして長期離脱するものの、4か月後に復帰すると、16試合で12得点・1アシストの大活躍を見せ、低迷していた大邱FCの1部残留に大きく貢献した。
 
 蔚山はクラブ公式サイトで「ストライカーだけに、ゴールを奪うことも重要だけど、守備にも積極的に加わり、チームの力になりたい」という彼の言葉を伝えるとともに、このブラジル人ストライカーの特長を「屈強な体躯を持つアタッカーで、ヘディングや対人プレーでの当たりに強い。スピーディで柔軟なドリブルもあり、決定力も兼ね備えている」と表現している。
 
 サインを終えたジュニオール・ネグランは、すでにチームのポルトガル合宿に合流。今季の蔚山は彼の他に、昨季ACLで5試合・2得点のクロアチア人MFミスラフ・オルシッチ、オーストリア人DFのリチャード・ウィンドビヒラーが外国籍枠を埋め、サガン鳥栖から期限付き移籍で加入した豊田陽平がアジア人枠での登録となる見込み。
 
 川崎は2月20日のグループステージ2節、韓国・蔚山文殊フットボールスタジアムでのアウェー戦で蔚山と最初の対戦を行なう。
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