“入れ替え戦”の復活にABBA方式、ヨシメーター… J新シーズンで注目すべき10大ポイント

2018年01月12日 サッカーダイジェスト編集部

天皇杯の決勝戦がアジアカップの日程により前倒しに。

2008年のJ1・J2入れ替え戦で仙台との死闘を制した磐田で、印象深いのが松浦拓弥。2戦合計3ゴールを決め救世主となった。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグと日本協会は2018年シーズンの各大会方式について、注目すべき新方式や変更点を発表している。さらなる記録更新に期待が懸かる通算記録など、新シーズンにおける10大チェックポイントを挙げてみた。

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①【J1参入プレーオフ】"J1・J2入れ替え戦"が10年ぶりに復活!

 J1とJ2の昇降格の方式が生まれ変わる。J1の17位と18位が自動降格し、J2の上位2チームが自動昇格するのはこれまで通りだが、J2の3位から6位が参加する「J1昇格プレーオフ」にJ1の16位が参戦する形で、「J1参入プレーオフ」が新たに実施されることに。いわゆる〝J1・J2入れ替え戦〞が10年ぶりに復活するのだ。過去に幾多の名勝負が演じられた手に汗握る大一番だけに、今度はどんなドラマが繰り広げられるか楽しみだ。

②【天皇杯】"元日決戦"は見合わせ決勝戦は"聖なる決戦"に
 天皇杯の頂点を決める"元日決戦"は冬の風物詩だったが、次回アジアカップが19年1月に予定されている関係で、決勝戦の開催日が前倒しに。5月26・27日に開幕し、ファイナルは12月24日の"クリスマスイブ"に行なわれる予定だ。
 
③【J1リーグ】ファン拡大のためJ1で金曜開催を導入か
 Jリーグ史上初めて平日金曜日のオープニングマッチ開催が決まった。また一部報道によれば、新シーズンからはJ1の各節での、金曜開催の実施も検討しているという。サッカーの露出が増え、さらなるファン拡大が狙いとされているようだが、部分的な導入も視野に、現在は検討中とのことだ。

次ページJ2の長丁場を戦いながらルヴァンカップにも参戦。

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