【岡山|新体制】16人の新戦力を加えて大刷新!「謙虚に、最強のチャレンジャーとして」昇格を目指す

2018年01月12日 寺田弘幸

長澤監督は「100点満点の戦力評価」と自信をのぞかせる。

16人の新戦力を加え、岡山の2018年シーズンがスタートした。写真:寺田弘幸

 1月11日に岡山はイオンモール岡山の『おかやま未来ホール』で新加入・ウェア発表会見を行なった。
 
 昨季はJ1昇格プレーオフ制度が始まった2012年からの6シーズンで最も低い13位で終えた。今季で4年目の指揮を任された長澤徹監督は「ブレイクスルーして昇格」を掲げて力強く目標を語った。
 
「我々はもう一回、謙虚に、最強のチャレンジャーとしてこのシーズンを迎える。そのスピリットを取り戻してサポーター、地域の皆さんともう一回チャレンジし、昇格を目指してスタートを切りたい」
 
 今オフは16人の新加入選手が発表された。チームのほぼ半数が入れ替わることになったが、指揮官は「人が入れ替わろうとファジアーノ岡山はファジアーノ岡山」と強調。昨季の副主将を務めた片山瑛一と篠原弘次郎が移籍を決断するなど戦力的なマイナスもあったが、「ファジアーノ岡山でプロジェクトを遂行したいと決断してくれた選手たちが集まってくれた。100点満点の戦力評価」と自信をのぞかせた。
 
 4年ぶりに復帰した上田康太と後藤圭太をはじめ、前線にはイ・ヨンジェ、齊藤和樹、中盤には末吉隼也、仲間隼人ら実力者たちが加わり、チームの新陳代謝を狙って新卒6選手も加入した。果たしてこれからどんなチームが作り上げられていくのか。未知な部分が多い分、期待感も膨らんでいる。
 
 会見の後にイオンモール岡山の『未来スクエア』で行なわれたキックオフセレモニーに詰め掛けたファン800人の前で、監督、選手たちはJ1昇格を目指して最後まで戦い抜くことを約束し、J2参入10年目となる岡山の2018年シーズンがスタートした。

取材・文●寺田弘幸

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