堂安律が語る日本代表への想い「左利きの選手が少ないので…」

2018年02月02日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

公式戦17試合で5ゴールを記録。

A代表入りを目標に掲げる堂安。ロシア・ワールドカップ出場も諦めていない。写真:山崎賢人

 17年夏にガンバ大阪からオランダのフローニンゲンへレンタル移籍した堂安律。開幕当初こそベンチを温める機会が多かったものの、徐々にエルネスト・ファベル監督の信頼を掴み、いまやトップ下やウイングでレギュラーとして奮闘している。
 
 オランダで半年間プレーし、「思ったよりやれている」と語る19歳のアタッカーが、日本代表への想いを打ち明けてくれた。
 
 ガンバ大阪とU-20代表で同僚だった初瀬亮が昨年12月のE-1選手権でA代表に初招集されたことについては、「刺激になったし、自分も入りたいという気持ちが強くなった」という。
 
「(日本代表の試合は)ちょくちょくチェックしてます。がっつり見入るわけではないですけど。(ヴァイッド・)ハリルホジッチ監督は勝つためのサッカーをしていると思う」
 
 そのボスニア・ヘルツェゴビナ人指揮官へのアピールしたいのは得意の「左足」だ。
「左利きの選手が少ないので、左足でゴールを狙えるのはアピールポイントになると思う」と語る。
 
 オランダ・リーグ1年目はここまで公式戦17試合に出場して5ゴール。満足はしていない。「もっと結果を出さないとだめ。結果を出し続ければ、自然とA代表に声が掛かるはず」とさらなる飛躍を期す。
 
 ロシア・ワールドカップへの出場を狙っているか? そう尋ねると力強い答が返ってきた。
 
「もちろんです」
 
 ワールドカップへ想いを馳せながら、堂安はオランダで自らを磨き上げる。
 
取材・文:江國森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
協力:ナイキジャパン
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