中島翔哉を巡って争奪戦が勃発!独、仏のクラブからも熱視線を浴びる

2018年01月09日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ポルティモネンセは今冬の移籍金を1000万ユーロに設定。

加入1年目ながらすでにポルティモネンセに不可欠な存在となっている中島。現地メディアからもその活躍ぶりを高く評価されている。(C)Getty Images

 ポルトガル・リーグのポルティモネンセに所属するMF中島翔哉が、欧州の複数のクラブから熱視線を浴びている。
 
 2017年夏にFC東京からのレンタル移籍でポルティモネンセに加入した中島は、ここまで13試合に出場し、7得点・2アシストをマーク。『A BOLA』紙をはじめ現地メディアもその活躍ぶりを高く評価し、「今シーズンの最大の発見」と紹介している。
 
 株価急騰中の中島に対してはポルトガル・リーグ4連覇中のベンフィカや、国内の名門ポルトだけでなく、国外のクラブも注視。ドイツではフランクフルト、ヴォルフスブルク、フランスではボルドーやサンテティエンヌが興味を示しているという。
 
 この1月に中島の保有権を買い取ったポルティモネンセは、移籍金を1000万ユーロ(約13億円)に設定。これは今冬のマーケットに限った金額で、「シーズン終了後には2000万(約26億円)に上昇する」と、ロジネイ会長は明かしている。
 
 すでにヴォルフスブルクからは800万ユーロ(約10億円)のオファーがあったが、ポルティモネンセはこれを拒否。値引きに応じる意思はないようだ。
 
 ヴォルフスブルクは今冬に左ウイングの控えであるポール=ジョルジュ・ヌテップを放出する見込みで、その後釜として中島をリストアップ。ヌテップの退団が現実のものとなれば、再オファーに踏み切る可能性はありそうだ。
 
 リオ五輪で、日本代表の背番号10を背負ったアタッカーのステップアップの移籍は実現するのか。その動向に引き続き注目したい。
 
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