【選手権】前橋育英が上田西を圧倒! 悲願の初優勝へあと1勝!!

2018年01月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

前回大会決勝で敗れた悔しさを晴らせるか。

テクニカルなゴールで2点目を決めた飯島。終盤にも追加点を挙げ、今大会通算7得点とした。写真:徳原隆元

[高校サッカー選手権準決勝]上田西 1-6 前橋育英/1月6日/埼玉

 前橋育英が自慢の攻撃力で上田西を圧倒。初優勝へあと1勝と迫った。

 試合は立ち上がりから前橋育英がボールを支配し、上田西がカウンターを狙う構図に。前半24分、前橋育英は敵陣に押し込むと、CKからガンバ大阪に入団内定の松田陸(3年)が押し込んで先制に成功する。畳み掛ける前橋育英はさらに3分後、ペナルティエリア内に進入した飯島陸(3年)が技術の高さを見せてDFを翻弄し、GKの逆を突くシュートで2点目をゲットした。

 しかし上田西もすぐさま反撃。カウンターから中央を破り、FW根本凌(3年)が右足のシュートをゴール左隅に流し込む。上田西が1点差に詰め寄る。

 それでも前橋育英は個々の技術の高さをベースに、上田西に主導権を譲らない。前半35分にはカウンターから素早く最終ラインの裏に抜け出したFW五十嵐理人(3年)が押し込み3点目。

 後半に入っても攻撃の手を緩めない前橋育英は、後半18分に五十嵐が4点目を追加すると、終盤の同41分にも飯島がチームの5点目を追加。飯島は今大会通算7得点とした。試合は、さらに1点を追加した前橋育英が6-1で勝利。8日の決勝に駒を進めた。

 前橋育英は前回大会に続く決勝進出。昨年は決勝で青森山田に0-5の大敗を喫しているだけに、選手も雪辱への想いは強い。前橋育英が悲願の初優勝を目指す。
 
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