【選手権】決勝は夏冬連覇を目指す流経大柏と二つのリベンジに燃える前橋育英に!

2018年01月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

夏のインターハイでは準決勝で対戦し、流経大柏が勝利。

決勝は流経大柏と前橋育英の対戦に。U-17日本代表の関川(左)とG大阪入団内定の松田(右)。ともに5番は注目のDFで最終ラインの柱だ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 第96回全国高校サッカー選手権大会は1月6日、準決勝の2試合が行なわれ、流経大柏(千葉)と前橋育英(群馬)が同8日の決勝に駒を進めた。流経大柏は10年ぶり2度目、前橋育英は初の優勝を目指す。


 流経大柏は矢板中央(栃木)と対戦。後半19分に途中出場のFW加藤蓮(3年)の豪快な右足ボレーシュートが決まり、1-0で勝利した。流経大柏は大前元紀(大宮)らを擁して優勝した2007年度第86回大会以来の決勝進出を決めるとともに、夏冬連覇にもあと1勝と迫った。

 一方前橋育英は、上田西(長野)と対戦した。立ち上がりから敵陣に押し込んだ前橋育英は前半24分、CKからガンバ大阪に入団内定のDF松田陸のゴールで先制すると、前半だけで3ゴール。後半も3点を追加し、今大会初失点を喫したものの、6-1で勝利を収めた。前橋育英は前回大会の決勝で青森山田に0-5の大敗を喫しているだけに、選手たちも雪辱への想いは強い。

 夏のインターハイでは準決勝で当たった両校。この時は、U-17日本代表DFの関川郁万(2年)の豪快なヘディングシュートが決勝点となり、流経大柏が勝利。そのまま頂点へと駆け上がっている。前橋育英にとっては、前回決勝の雪辱だけでなく、文字通りのリベンジマッチと言えるだろう。

 準決勝と同様、埼玉スタジアムで行なわれる決勝は、互いに個々の技術の高さと堅い守備が際立つ関東の強豪対決。1月8日の14時05分にキックオフされる。

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