【選手権準々決勝】流経大柏が10年ぶりVへ前進! 前橋育英は2年連続の4強入り

2018年01月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

流経大柏対矢板中央、上田西対前橋育英の組み合わせに。

流経大柏の関川が先制点を決める。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 第96回全国高校サッカー選手権大会は1月5日、準々決勝の4試合が行なわれ、第2試合では流経大柏(千葉)と前橋育英(群馬)が勝利した。この結果、6日の準決勝は流経大柏対矢板中央(栃木)、上田西(長野)対前橋育英の組み合わせとなった。


 準々決勝の第2試合、浦和駒場スタジアムでは長崎総科大附対流経大柏の一戦が行なわれた。長崎総科大附はセレッソ大阪入団内定のFW安藤瑞季(3年)が累積警告により出場停止となる苦しい陣容でスタートしたが、前半は流経大柏の攻勢を安定した守備で凌ぎ0-0で後半へ。だが、流経大柏は後半立ち上がり4分にセットプレーの流れからU-17日本代表DFの関川郁万(2年)が右足でシュートを叩き込み先制。6分後の後半10分にも菊地泰智(3年)が今大会3点目となる追加点を決め、2-0とする。さらに流経大柏は後半40分にも途中出場の熊澤和希(2年)が3点目を決めてダメ押し。流経大柏が3-0で勝利し、3年ぶりの準決勝進出を決めた。流経大柏は大前元気(大宮)らを擁して優勝した2007年度第86回大会以来10年ぶりの優勝へ前進した。

 駒沢陸上競技場では米子北(鳥取)対前橋育英の一戦が行なわれた。立ち上がりから敵陣に押し込んだ前橋育英は、前半20分に角田涼太朗(3年)のゴールで先制。さらに6分後には榎本樹(2年)が追加点を奪う。前橋育英は2-0で迎えた後半の終盤にも加点し、結局3-0で勝利。前橋育英は準優勝した前回大会に続くベスト4進出となった。
 
 準決勝は1月6日に埼玉スタジアムで行なわれる。準々決勝の結果と準決勝の日程は以下の通り。

準々決勝の結果(1月5日)
<駒沢陸上競技場>
明秀日立(茨城) 2-3 上田西(長野)
米子北(鳥取) 0-3 前橋育英(群馬)

<浦和駒場スタジアム>
日本文理(新潟) 0-1 矢板中央(栃木)
長崎総科大附(長崎) 0-3 流経大柏(千葉)

準決勝の組み合わせ(1月6日)
<埼玉スタジアム>
12:05 流経大柏(千葉)×矢板中央(栃木)
14:20 上田西(長野)×前橋育英(群馬)
 
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