【鳥栖】豊田陽平が国外移籍を決断。「この移籍でサガン鳥栖と決別するという意味合いはもちません」

2018年01月04日 サッカーダイジェスト編集部

「全ての皆様に感謝し、最善を尽くしつづけることを約束します」。

期限付き移籍で鳥栖を離れた豊田陽平。クラブ、ファン、サポーターへの感謝を口にした。(C)SOCCER DIGEST

 1月4日、J1のサガン鳥栖はFW豊田陽平が蔚山現代(韓国)へ期限付き移籍すると発表した。期間は2018年1月3日から12月31日までとなる。
 
 クラブ公式サイトに掲載されている豊田のコメントは以下の通りだ。
 
「あけましておめでとうございます。2018シーズンより、大好きな鳥栖を離れる決意を固めました。常に誠実に、鳥栖のためにピッチ内外で痒いところに手が届くような人間、選手でありたいと。そう常に思わせてくれたのはクラブ、ファン、サポーターの皆様の存在が私自身にとって特別なものだったからです。

 この移籍でサガン鳥栖と決別するという意味合いはもちません、私の哲学の中にある"鳥栖のあるべき姿"を外から確認できたとき、また鳥栖でプレーしたいと必ず思うはずです。

 この曖昧な表現でファン、サポーターの皆様が混乱することは望んでいません。望むのは、サガン鳥栖のタイトル奪取と豊田陽平のゴールで皆様の胸にある思いが、私に届きつづけることです。

 2010年より、どんな時も不器用な私の背中を押し、飛躍させてくれた全ての皆様に感謝し次のステージでも、努力を惜しまず豊田陽平らしく最善を尽くしつづけることを約束します。ありがとうございました」
 
 現在32歳の豊田は、2010年に当時J2だった鳥栖へ加入。翌11年シーズンには38試合出場で23得点を挙げ、J2得点王に輝いた。12年から戦いの舞台をJ1へ移すと、5年連続で二桁得点をマーク。エースとして活躍した。
 
 自身初となる国外でのプレーで、どんなパフォーマンスを披露するか。空中戦の強さは折り紙付きなだけに、ゴールを量産できるか注目だ。
 
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