「例えば映画の制作を…」C・ロナウドが現役引退後のプランについて語る

2018年01月04日 山本美智子

引退の意思はまだないことを強調しながらも。

引退後のプランを明かしたC・ロナウドだが、「まだピッチを楽しんでいる」と、引退の意思がまだないことも強調している。(C)Getty Images

 クリスチアーノ・ロナウドが「現役を退いたら映画を制作してみたい」などと、引退後の夢について語った。『As』紙、『Mundo Deportivo』紙などスペインの各スポーツ紙が報じている。

 C・ロナウドはグローブ・サッカー・アワードで、元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロと対談。C・ロナウドとデル・ピエロの顔合わせというだけでもサッカーファンにはたまらないが、その内容も期待に応えるものとなっている。

 なかでも話題を呼んでいるのが、「引退後になにをするか考えている?」というデル・ピエロの問いに対するC・ロナウドの答だ。レアル・マドリーとポルトガル代表のスーパースターは、「いまはピッチで楽しんでいるけど、いつかはスパイクを脱がなければならないだろう。でも、そのときまで、この瞬間を楽しみたい」と、引退の意思はまだないことを強調しながらも、次のように話している。

「引退したら、僕は良い人生を手にすることになる。たくさんお金があるから、そう言うわけじゃない。多くの新しいことにチャレンジしようと思っているからだ」

 そのチャレンジしようと思っている"新しいこと"については、「例えば、映画を作りたい。それからビジネスマンとして成功できるよう学びたい。引退後の未来については、27~28歳頃から真剣に考え始めている。僕には、僕のプロジェクトに協力してくれる素晴らしいチームがあるからね」と説明した。

 サッカー界に残るというアイデアは今回は聞かれなかったが、C・ロナウドが制作と主演の両方を担うような映画が完成すれば、世界中で注目されることは間違いないだろう。


文●山本美智子(フリーライター)
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