リバプールがレスターに逆転勝利!岡崎慎司は後半途中から出場するも…

2017年12月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

サラーの2発が追い込まれたホームチームを救う!

再三に渡って決定機を演出したサラー(左)が2ゴールを奪い、チームを勝利に導いた。(C)Getty Images

 プレミアリーグ21節のリバプール対レスターは、2-1でリバプールが勝利。レスターの岡崎慎司は73分から途中交代でピッチに立ったものの、大きな見せ場は作れなかった。

 先制したのは、アウェーのレスターだった。サウサンプトンからリバプールへの移籍が決定したオランダ代表CBのフィルジル・ファン・ダイクがスタンドで見守る中、3分、リバプール守備陣が自陣で致命的な連携ミスを犯す。これをレスターMFビセンテ・イボーラが巧みに突き、右サイドのリャド・マハレズに展開。最後はジェイミー・ヴァーディーが落ち着いて決めた。

 リバプールも得意の鋭いカウンターで応戦。しかし、先制ゴールの約3分後に手にした絶好機は、モハメド・サラーのシュートミスによって逸する。19分にはアンドリュー・ロバートソンの左からのクロスを、走り込んできたサディオ・マネがヘッドで押し込んだものの、これはオフサイドの判定に取り消された。

 21分にはロベルト・フィルミーノとの鮮やかなパス交換からサラーがふたたび右サイドを抜け出すが、ふわりとした軌道を描いた左足のシュートは、ゴールマウスをとらえきれなかった。

 その後も圧倒的にゲームを支配したリバプールは、フィルミーノやフィリッペ・コウチーニョ、ロバートソンらの鋭い仕掛けから前半だけで12本のシュートを放ち、アンフィールドを何度も沸かせる。しかし思わぬ形で先制点を奪い、完全に後ろに軸足を置いたレスターの守備者たちにことごとくかき出された。

 サイドが変わった後半も超がつくほどの素早い攻撃を仕掛けまくったリバプールの努力がついに報われたのは52分、エムレ・ジャンのパスを受けたマネがヒールで前線に流し、これをサラーが落ち着いて流し込んだ。

 レスターは73分、疲れの見えたマハレズに代えて岡崎を投入するものの、日本代表FWはボールを追い回す以外に取り立てて大きな見せ場は作れず。逆に76分に縦パスから前を向いたサラーに2点目を叩きこまれ、試合は2-1でホームのリバプールが勝利している。
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