広島の5選手が選んだ2017シーズンの「ベストプレーヤー」は?

2017年12月28日 サッカーダイジェスト編集部

A・ロペスは浦和をアジア王者に導いたアタッカーを1位に。

青山はC大阪の柿谷の落ち着きぶりを評価した。(C)SOCCER DIGEST

 2017年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票によって年間MVPを決定する、恒例の「ベストプレーヤー企画」。来シーズンは城福浩氏が新指揮官に就任し、新たな船出となる広島からはアンデルソン・ロペス、青山敏弘、柏好文、水本裕貴、千葉和彦の5選手に他クラブからベストプレーヤー3名を選出してもらった。いったいどの選手を評価したのか。気になる投票結果は以下の通りだ。
 
●アンデルソン・ロペス(FW)
1位▶ラファエル・シルバ(浦和/FW)
2位▶レアンドロ(鹿島/MF)
3位▶エドゥアルド・ネット(川崎/MF)
 R・シルバ選手はレベルの高い浦和で〝違い〞を見せた。レアンドロ選手のプレースタイルは自分に似ており、お気に入り。シュート&足もとの技術で勝利に貢献している。E・ネット選手がいると、攻守に試合が引き締まる。
 
●青山敏弘(MF)
1位▶柿谷曜一朗(C大阪/FW)
2位▶柏木陽介(浦和/MF)
3位▶谷口彰悟(川崎/MF)
 柿谷選手は大人のプレーをするようになった。C大阪の2ボランチが活き活きとプレーできるのも彼の存在があればこそ。柏木選手の前線の選手を見つける力は、リーグナンバー1。谷口選手はヘディングが抜群に強かった。
 
●柏 好文(MF)
1位▶興梠慎三(浦和/FW)
2位▶レオ・シルバ(鹿島/MF)
3位▶阿部浩之(川崎/MF)
 興梠選手は身体が強く、無理も利き、ボールもしっかりと収められる。L・シルバ選手は球際で激しく、長短のパスを織り交ぜてゲームを作っていた。攻撃力があり、守備も上手いのが阿部選手。いずれのプレーも高レベルだ。
 
●水本裕貴(DF)
1位▶興梠慎三(浦和/FW)
2位▶昌子 源(鹿島/DF)
3位▶中澤佑二(横浜/DF)
 とにかくゴールを決めるのが興梠選手。味方を活かす動きも素晴らしい。鹿島の強さを支えているのが昌子選手で、同じDFとして彼のプレーを参考にしている部分もある。佑二さんには言葉はいらない。横浜の堅守の要だ。
 
●千葉和彦(DF)
1位▶中川寛斗(柏/MF)
2位▶西 大伍(鹿島/DF)
3位▶興梠慎三(浦和/FW)
 中川選手は献身性が魅力で、なにより頭が良い。ボールを受ける位置と判断は見事。西選手はサポート時の立ち位置が、対戦相手としてはイヤらしい。興梠選手は動き出しのタイミングが抜群で、敵を見て動きを変えられる。
 
取材●中野和也(紫熊倶楽部)
 
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