大宮の5選手が選んだ2017シーズンの「ベストプレーヤー」は?

2017年12月22日 サッカーダイジェスト編集部

茨田と奥井は揃ってC大阪のソウザの技術力を絶賛。

江坂は鹿島のCBを1位にチョイスした。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 2017年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票によって年間MVPを決定する、恒例の「ベストプレーヤー企画」。来季は石井正忠新監督の指揮のもとJ2優勝を目指す大宮からは江坂任、茨田陽生、山越康平、奥井諒、加藤順大の5名がアンケートに協力してくれた。気になる投票結果は、以下のとおりだ。
 
●江坂 任(MF)
1位▶昌子 源(鹿島/DF)
2位▶小林 悠(川崎/FW)
3位▶曽ケ端準(鹿島/GK)
 源は常勝軍団を守備で支えて、勝たせ続けている。小林選手はあれだけ厳しいマークを受けても、重要なシーンで得点を取れるのが素晴らしい。曽ケ端選手はプレーが安定しており、自分もスーパーセーブで得点を阻まれた。
 
●茨田陽生(MF)
1位▶ソウザ(C大阪/MF)
2位▶中村航輔(柏/GK)
3位▶中村俊輔(磐田/MF)
 ソウザ選手は運動量豊富で、足もとの技術があり、キックの質も高い。対戦した際に「凄い」と実感した。航輔はビッグセーブでチームを救っているイメージが強い。中村俊輔選手は移籍1年目で圧倒的な存在感を放っていた。
 
●山越康平(DF)
1位▶昌子 源(鹿島/DF)
2位▶杉本健勇(C大阪/FW)
3位▶山口 蛍(C大阪/MF)
 CBとして昌子選手の凄味は良く理解できる。杉本選手には得意の空中戦でなかなか勝て なかった。あれだけやられたのは、プロ入りしてからほとんどない。山口選手はセカンドボールへの反応が早く、ボールを多く拾われた。
 
●奥井 諒(DF)
1位▶ソウザ(C大阪/MF)
2位▶山中亮輔(横浜/DF)
3位▶西 大伍(鹿島/DF)
 ソウザ選手はテクニックがあり、自分でボールを運べるプレーヤー。山中選手は個で仕掛 けて相手DFを剥がせるのが、同じSBとして「いいな」と。西選手は、とにかくめちゃくちゃ上手い。ただただ、この言葉に尽きる。
 
●加藤順大(GK)
1位▶中村俊輔(磐田/MF)
2位▶三田啓貴(仙台/MF)
3位▶レアンドロ(鹿島/MF)
 俊輔さんはキックの種類が多彩過ぎて、どんなボールを蹴ってくるのかが予想できない。 三田選手はゲームコントロールとプレースキックが素晴らしかった。レアンドロ選手は鋭い得点感覚を持ち合わせており、怖さがあった。
 
取材●片村光博(フリーライター)
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