サンフレッチェ広島は12月22日、来季のトップチームフィジカルコーチに池田誠剛氏が就任することが決まったと発表した。

　現在57歳の池田氏は1991年に東日本ＪＲ古河サッカークラブのアシスタントコーチに就き、指導者としてスタート。その後、ジェフユナイテッド市原（現千葉）を皮切りに、横浜マリノス、釜山アイパーク（韓国）、浦和レッズのフィジカルコーチを歴任。2011～12年にはU-23韓国代表のフィジカルコーチに就任し、同代表のロンドン五輪銅メダル獲得にも貢献した。

　その後、杭州緑城足球クラブのフィジカルコーチを経て、14年のブラジル・ワールドカップでは、再びホン・ミョンボ監督率いる韓国代表にフィジカルコーチとして帯同。15年からは熊本、香港代表、FC東京、杭州緑城と渡り歩き、今年７月からはFC今治でフィジカルトレーナーの任務に就いていた。

　フィジカルコーチとして豊富な知識と経験を持つ池田氏の就任によって、昨季15位と低迷した広島にいかなる恩恵がもたらされるのか。注目されるところだ。