【日本代表】“ラストチャンス”に燃える川又堅碁「次は目に見える形で」

2017年12月16日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「FWは数字」ときっぱり。

今大会はいまだ無得点の川又。韓国戦で初ゴールは奪えるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 E-1選手権の最終戦となる韓国戦へ向けてFWの川又堅碁が静かに闘志を燃やした。
 
 12月4日に追加招集された川又は北朝鮮戦と中国戦に途中出場。中国戦ではゴール前で潰れ役となり、小林悠のゴールを導き出した。
 
 しかし、そこはストライカーである。「あまり意味がない。FWは数字」と語り、「出たら次は目に見える形で結果を残したい」とゴールへの飽くなき欲求を口にした。
 
 日本代表には2年4か月ぶりの復帰で、チーム合流初日には「こういうチャンスはそうそうない。自分としても良い大会にしたい。ちょっとのチャンスを逃さないようにしたい。1分の出場でも仕留めたい」と話していた男は、"ラストチャンス"となる韓国戦で有言実行となるか。
 
 スタメン出場かベンチスタートか定かではない。起用法によっては味方を活かす術を求められるかもしれない。それでも目をギラつかせる男には、点取り屋としての仕事を期待したくなる。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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