大迫勇也、バイエルン戦欠場の理由は肺炎…回復は年明け1月中旬となる見込み

2017年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

主力多数不在でケルンは首位チームとの対決へ…

肺炎に倒れた大迫。チームがどん底の状態にあるなかで、あまりに辛すぎる離脱だが、今は回復に努めることだけが求められる。 (C) Getty Images

 ケルンは12月13日(現地時間)、ドイツ・ブンデスリーガ第16節で首位バイエルンと敵地で対戦するが、その前日会見においてシュテファン・ルーテンベック監督が、大迫勇也、セル・ギラシー、コンスタンティン・ラウシュの主力3人が欠場すると語った。

 ギラシーは爪先に炎症を起こし、ラウシュは太腿を痛めたようだが、衝撃的だったのは、大迫の欠場理由で、彼は肺炎に罹り、回復するのは1月中旬頃になるということである。
 
 今シーズン、攻撃の中心として低迷するチームのなかで奮闘し、リーグで13試合出場(先発12試合)、公式戦では20試合(先発16試合)に出場してきた大迫。14節シャルケ戦で終了間際にシミュレーションで退場(2度目の警告)となり、前節フライブルク戦は出場停止で欠場していた彼は、思わぬかたちで長期離脱を余儀なくされることとなった。
 
 地元紙『EXPRESS』が伝えたところによると、多くの主力を欠いてバイエルン戦に臨むことについてルーテンベック監督は「我々には失うものはない。蛇の前に立つネズミのようにはならない」と勇敢に戦うことを明言したが、一方で新たにSDに就任したアルミン・フェーは「奇跡を期待するが、可能性は低い」と現実的(悲観的)である。
 
 前節、フライブルク戦では3点をリードしながら、後半終了間際に2つのPKを与えて逆転負けを喫するなど、いまだ未勝利で全く光明を見出せていないケルンだが、大迫ら多くの主力の離脱というさらなる逆境のなかで、どこまで意地を見せられるかに要注目だ。
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