【日本2-1中国|採点&寸評】JリーグMVPの小林が起死回生の“ローリングシュート”、CB昌子が“ミラクルミドル”とド派手のフィニッシュブローで勝利

2017年12月12日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

昌子はセンターライン付近からの驚愕の一発で意地を見せる。

[警告]日本=なし 中国=リュウ・イーミン(15分)、ユー・ダーバオ(63分)、ヘー・チャオ(90+2分)
[退場]なし
[MAN OF THE MATCH]小林 悠(日本)

[E-1サッカー選手権]日本2-1中国/12月12日/味の素スタジアム
 
【日本代表・総評】
5.5
北朝鮮戦と同じく流れるようなパスワークは数える程度で、フラストレーションの募る内容だった。つなぎ役として効いていた大島の負傷交代は確かに誤算だったが、それにしても……。小林と昌子のゴールを除けばスペクタクルに欠けた試合だった。
 
【選手採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6
10月のハイチ戦以来の先発出場。57分に迎えた絶体絶命のピンチを身体にボールを当てて防ぎ、終了間際のPKによる1失点に抑えたパフォーマンスは素直に評価できる。
 
DF
3 昌子 源 6
頻繁にカウンターを食らっていた北朝鮮戦に比べれば安定していた。しかも、終盤にはセンターライン付近から見事なロングシュートを決めるなど、キャプテンとして意地を見せた。
 
6 三浦弦太 5
立ち上がりは少し浮足立っている印象で競り負けるシーンが目立った。後半もフィジカル勝負で分が悪く、消化不良の代表デビュー戦に。
 
21 山本脩斗 4.5
前半から少し寄せが甘く、簡単に振り切られてクロスを上げられる失態も。終了間際にはPKを与えるミスもあり厳しく評価せざるを得ない。
 
22 植田直通 6
CBが本職だが、まさかの右SBでスタメン出場。割り切った縦へのボールで相手DFにプレッシャーをかけ、後半は伊東とのコンビで何度か崩した。新しい発見か。

【PHOTO】小林悠、昌子源の代表初ゴールで日本が2連勝!

次ページアクシデントに見舞われた大島は無念の負傷交代。

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