【日本1-0北朝鮮|採点&寸評】井手口が終了間際に決勝弾!それでもMOMはDF陣のミスを帳消しにした…

2017年12月09日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

DFのミスを好セーブでカバー。GK中村は落ち着いていた。

【警告】日本=なし 北朝鮮=キム・ユソン(45+1分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村航輔(日本)

[E-1サッカー選手権]日本1-0北朝鮮/12月9日/味の素スタジアム
 
【日本代表・総評】

立ち上がりからリズムを掴めず、決定機まで作られてしまう体たらく。躍動感もなく、前半だけに限れば最悪に近い出来。4-4-2に変更した56分以降もチャンスらしいチャンスを作れなかったが、井手口の一発でなんとか勝利をものにした。
 
【選手採点・寸評】
GK
12 中村航輔 7
MAN OF THE MATCH

A代表デビュー戦。25分にパク・ソンチョルのシュート、69分にチョン・イルグァンのヘッドを防ぐなど落ち着いていた。DFのミスをカバーした意味で、貢献度は計り知れない。
 
DF
3 昌子 源 4.5
前半からピンチを招き、キャプテンとしてチームをまとめきれていない印象。35分の空振り、後半の乱調も減点対象で、厳しい評価に。
 
4 谷口彰悟 5
PKを取られそうになった22分のシーンも含め、全体的にやや不安定。昌子との連係もいまひとつで、簡単にシュートを打たせすぎた。
 
5 車屋紳太郎 5.5
良い形でクロスまで持っていけたのは数える程度。相手のカウンターを警戒してか、後半は抑え気味に見えるプレーが目に付いた。
 
20 室屋 成 5.5
中村と同じくフル代表デビュー。裏を取られないポジショニングと守備の強度はまずまずも、オーバーラップのクオリティが低すぎた。

次ページ小林は裏に抜け出そうとするアクションを繰り返したが…。

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