黄金世代の“遅咲きCF”がバイエルンへ? 今冬の移籍が成立間近に

2017年12月09日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

レバンドフスキの控えとしてリストアップ。

ヴァーグナーにとってバイエルンは07年にプロデビューを飾った古巣。11年ぶりの復帰は実現するのか。(C)Getty Images

 ホッフェンハイムに所属するFWサンドロ・ヴァーグナーのバイエルン移籍が間近に迫っているようだ。専門誌『キッカー』が報じている。
 

 12月7日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節のルドゴレツ戦後、かねてから注目を集めていたヴァーグナーの去就について質問を受けたホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督が、こうコメントしたのだ。
 
「この件に関しては、あれこれ話すつもりはない。ただ、あと1~2週間で何かしらの結論が出るはずだ」
 
 バイエルンはこの1~2年不在となっているロベルト・レバンドフスキの控えCFとして、ヴァーグナーをリストアップ。11月下旬にはカール=ハインツ・ルムメニゲCEOが交渉の事実を認め、ホッフェンハイム側と1500~1800万ユーロ(約19~23億円)の移籍金で合意したと見られていた。
 
 現在30歳のヴァーグナーは、メスト・エジル、マヌエル・ノイアーらとともに2009年のU-21欧州選手権を制した黄金世代のひとり。長く伸び悩んでいたが、ホッフェンハイム加入1年目の昨シーズンに11ゴールを挙げ、その活躍が認められて今年6月にドイツ代表デビューを果たしていた。
 
 ヴァーグナーにとってバイエルンは、07年にプロデビューを飾った古巣であり、今回の移籍が実現すれば、11年ぶりの復帰となる。"遅咲きCF"の動向には、引き続き要注目だ。
 
文●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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