中村がビッグセーブ!大谷が値千金弾!伊東も躍動!柏が広島を下し天皇杯に向け勢いのつく勝利を掴む

2017年12月02日 サッカーダイジェスト編集部

拮抗していた試合が動いたのは58分。

中村は度々のピンチで好セーブを見せた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ34節]柏1-0広島/12月2日/柏
 
 J1リーグ34節の柏対広島が12月2日、日立柏サッカー場で行なわれ、1-0で柏が勝利を収めた。


 柏はE-1選手権の日本代表メンバーに選出された伊東純也と中村航輔が先発出場。代表初招集となった伊東がいきなり魅せる。3分に、クリスティアーノとのパス交換から鋭いミドルシュート。これは枠を外れるものの、得点の気配を漂わせた。

 一方の広島は、アンデルソン・ロペス、フェリペ・シウバという両助っ人を中心に、アタックを展開。いずれもゴールには至らなかったものの、12分、25分……と立て続けにチャンスを創出していく。
 
 両GKの奮闘も見逃せなかった。32分にはR・ロペス、後半開始早々にはクリスティアーノのシュートを広島の林がストップすれば、50分の広島のチャンスには、柏の中村が立ちはだかった。
 
 拮抗していた試合が動いたのは58分。CKからGKの手をすり抜けたボールを大谷秀和が逃さず、ゴールに蹴り込み柏が先制する。
 
 柏はその後、広島の猛反撃を受けるも、GKの中村を中心に堅守を構築。80分には茶島雄介の渾身のボレーシュートも守護神のビッグセーブで乗り切り、見事無失点に抑えてみせた。

 この結果、柏は勝点3を積み上げ、4位を確定。天皇杯に向けて勢いのつく勝利となった。広島は他会場の清水が勝ったため、15位でフィニッシュ。
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